OXT、KuCoinに上場
分散型VPNサービスを提供するオーキッド(Orchid)は9月14日、オーキッドプラットフォーム上で利用されている独自トークン「OXT」が、香港の大手仮想通貨取引所KuCoinに上場されたと発表した。
📣 📣 📣 Orchid is now listed on @kucoincom — one of Hong Kong’s most popular exchanges. Now it’s easier than ever to buy, sell, and trade $OXT! https://t.co/339tp7O7oh
— Orchid (@OrchidProtocol) September 13, 2021
オーキッドの独自仮想通貨であるOXTは、分散型VPNサービスに特化したオーキッドのプラットフォームで、経済的インセンティブとして機能するERC-20規格に準拠したトークンだ。
KuCoinは、香港に拠点を置く仮想通貨取引所で、KuCoinプラットフォームでは世界で800万人以上のユーザーにサービスを提供中。
ERC-20とは
ERC20は、「Ethereum Request for Comments(Token Standard #20)」の略。イーサリアムチェーン上でICOを実施する際に採用される統一規格のこと。
オーキッドCEOによるコメント
今回の上場に際し、オーキッド共同創設者兼CEOであるスティーブン・ウォーターハウス(Steven Waterhouse)博士はこうコメントしている。
OXTがKuCoinのようなメジャーな取引所に上場されることに興奮しています。OXTはオーキッドのプライバシーソリューションの中核をなすものであり、KuCoinでの上場は、オンラインプライバシーを誰でも、どこでも利用できるようにするという我々のミッションをさらに推し進めるものです。
KuCoinは20年9月に数億ドル規模のハッキング被害に逢い、BTCやイーサリアム、XRPなど複数に及ぶ仮想通貨が大量に不正流出していたが、早期の対策によりハッカーの特定に成功し、大部分の資産を回収するなど、被害を最小限に食い留めていた。