米ヘッジファンドSkyBridge、新たな仮想通貨関連ETFを申請

仮想通貨ETFを申請

米大手投資ファンドSkybridge Capital社は14日、米SEC(証券取引委員会)に新たな暗号資産(仮想通貨)関連ETF(上場投資信託)に関する申請を提出した。仮想通貨への直接投資ではなく、仮想通貨系企業へ出資する。

Skybridge Capitalは、ビットコイン(BTC)に特化した投資ファンドなどを提供する。今回申請したのは「Crypto Industry and Digital Economy ETF」(クリプト業界・デジタル経済ETF)で、仮想通貨業界の企業やデジタルエコノミー系の企業の株式やADR(米国預託証書)に投資するファンドだ。

通常のマーケット環境下では、ファンドの純資産の内、80%以上を上記に投資し、仮想通貨企業関連への出資は50%を占める運用方針となる。

また、ビットコイン(BTC)など仮想通貨への直接的な投資・保有はしない。申請が受理された場合、ニューヨーク証券取引所Arcaで上場される見込みだという。

Skybridge CapitalはAnthony Scaramucci氏が設立した米国の大手投資企業。他社のヘッジファンドにも投資していることから、「ヘッジファンドのファンド」と呼ばれている。

21年1月にはビットコイン特化型の投資ファンド「SkyBridge Bitcoin Fund LP」をローンチ。5月には独自のビットコインETFの目録見書を提出している(SECの審査待ち)。

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Scaramucci氏は米国の著名投資家で、過去にはゴールドマン・サックスや大統領の広報部長を務めた経歴を持つ。2017年7月に当時のトランプ大統領のホワイトハウス報道官を務めたが、過激な発言などが原因でわずか10日で辞職していた。

米国ではビットコインETFの承認事例は未だにない。隣国カナダでは、21年春からビットコインETFやイーサリアム(ETH)のETFの取引が開始している。

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