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米移民・関税執行局、コインベースのデータ分析ツールを導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベースのデータ分析部門

暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース関連企業のコインベースアナリティクスは16日、米国土安全保障省にデータ分析ツールの提供を開始したことがわかった。米国土安全保障省に属する移民・関税執行局(ICE)がブロックチェーン分析を活用していく。

コインベースアナリティクスはコインベースのブロックチェーン分析部門。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などのブロックチェーンデータを解析し、違法活動を行っているアドレスを特定する。

なお、公式サイトでは仮想通貨取引所コインベースのユーザー情報は利用せず、ブロックチェーン上で公開されている情報のみを活用すると説明している。

同社は過去にも米政府機関にブロックチェーンデータの分析ツールを提供しており、米政府の開示する情報によれば、今回が4機関目の提携だ。

契約の開始日程は9月16日で、2022年9月までの2年契約を締結(2024年まで延長可能)。最低で45.5万ドル(約5,000万円)、最大136.5万ドル(約1億5,000万円)が支払われる。

米移民・関税執行局(ICE)は入国管理や違法な人々や物資の移動を防ぐ機関。20年前に発生した9/11同時多発テロ事件後に発足した。

ブロックチェーン分析を導入している政府機関

上述した通り、移民・関税執行局(ICE)以外の政府機関もコインベースアナリティクスのサービスを利用していることがわかっている。

20年5月には米大統領の護衛などを担当するシークレットサービス(国土安全保障省傘下)が最初にコインベースアナリティクスとの契約を行うと、同年7月にはIRS(内国歳入庁)も利用を開始。20年9月にはFBI(連邦捜査局)とも契約を結んでいた。

一方、米政府機関に最も長くブロックチェーン分析企業はチェイナリシスだ。同社は上述の4機関の他にもDEA(麻薬取締局)やCFTC(商品先物取引委員会)、米国空軍や財務省などにもデータを提供してきた経緯がある。

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