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仮想通貨取引所FTX、本社を香港からバハマに移転

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所FTXが本社を移転

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは、本社を正式に香港からバハマに移転することが分かった。

同社のサム・バンクマン・フリード最高経営責任者(CEO)は今回の移転について、「バハマは、仮想通貨に対して包括的な規制の枠組みを設けている数少ない国。現在はコロナ禍から回復してきており、入国時の隔離がなく、安全な場所でもある」と説明している。

FTXについては20日、バハマにある子会社「FTX Digital Markets」がデジタル資産企業として、規制当局からライセンスを取得したというプレスリリースが発表された。その際、バハマに本社を移転することを示唆している。

現時点ではまだ、本社移転に関する正式な発表を行われていないようだが、サムCEOのツイート以外にも複数の海外メディアが本内容を報じた。

『Blockworks』は、メールでサムCEOからのコメントを入手。サムCEOはバハマを移転先に決めた最大の理由の1つを「規制機関が仮想通貨に対し、前向きな考えを持っているからだ」と説明したという。

一方、香港は仮想通貨取引を禁止しているわけではないが、5月には、個人投資家の取引を禁止する法案を検討する予定があると報じられた。800万香港ドル(約1億円)以上のポートフォリオ資産を持つ適格投資家のみが、仮想通貨取引所を利用できるようにする方針であることが明らかになっている。

関連:香港財務局、仮想通貨取引を適格投資家に限定へ=報道

また今月には、香港証券先物委員会(SFC)は仮想通貨業界を発展させていく一方で、規制を強化する意向を示した。監督が不十分な状態が続き、大きな損失を被る投資家が増加しているとして、無許可の取引や詐欺への対策を強化し、投資家への教育も行うとしている。このように、規制の整備もまだ十分ではない。

関連:香港規制当局、仮想通貨への監督を強化か=報道

SFCとは

日本の金融庁や米国の証券取引委員会(SEC)に相当する香港の規制機関。証券業務のライセンスを付与したり、適切な投資活動が行われているかを監督したりしている。

▶️仮想通貨用語集

サムCEOは20日のプレスリリースで、「我々は仮想通貨の成長を促進するために、各規制当局と密な関係を維持していく。これからも顧客のために、コンプライアンスを遵守し、安全で信頼できる取引所でいられるように努めたい」と説明した。

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