はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

集英社、NFT関連事業で『ONE PIECE』活版印刷作品を販売

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

『ONE PIECE』活版印刷作品

国内最大手の出版社の集英社は25日、マンガアート販売事業「集英社マンガアートヘリテージ」にて、尾田栄一郎氏の代表作『ONE PIECE』の連載1,000話・コミックス100巻発売を記念し、活版印刷作品「The Press」10点の販売を開始すると発表した。

抽選販売申込受付期間は、2021年9月25日(土)~10月3日(日)。

集英社マンガアートヘリテージとは、集英社が2008年からマンガのカラー原画を高精細でスキャン、撮影し、作品情報とともにアーカイブしてきた資産を「世界に向けて送り出す」ため、抽選販売する試み。来歴を永続的に記録するために、ブロックチェーンとNFT(非代替性トークン)技術を利用している。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

過去には集英社の代表作である『ONE OIECE』、『イノサン』、『ベルサイユのばら』の作品や、大暮維人氏による「美人画」をテーマにしたカラープリント作品を販売した。

関連:集英社、NFT活用のマンガアート販売事業で新作公開へ

名シーンをセレクト

今回販売される作品では、『ONE PIECE』1話~1,000話のなかから、名シーンをセレクト。現在では希少になった1960年代製のハイデルベルク大型活版印刷機でプリントする。

強い圧力をかけて刷られることで印刷面が凹み、独特の表情を見せるという。用紙にはドイツの製紙会社GMUND社の耐用性に優れた、コットン100%のファインペーパー「グムンド・コットン マックスホワイト」が使用されているという。

1,000話の最終見開きを作品化したプリントには、この話が掲載された「週刊少年ジャンプ」を実際に印刷した樹脂板がセットになっている。

「The Press」の見本を見たGMUND社のシニア・マーケティング&ディベロップメント・マネージャー、マクシミリアン・フーバー氏は、次のようなコメントを寄せた。

マンガは本来、毎週のように消費されていく性質のものであると理解している。

しかしマンガの粋を集めて作られたこのマンガアートは、より長期的で本質的な要素を備えている。さらにはマンガとの新たな関係性をも示唆している。(後略)

マンガアートヘリテージでは、スタートバーン社のブロックチェーンNFT証明書発行サービスが採用されている。販売されるマンガアート作品に、ブロックチェーン証明書「Cert.」が発行されることで、作家や版元情報をはじめ、二次流通市場における来歴も永続的に記録され続けるという。

関連:アート×ブロックチェーン スタートバーン、ICチップ連動型の証明書発行サービスをローンチ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/04 土曜日
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。
17:37
積立NISAの次は?35歳会社員のイーサリアム投資入門
積立NISA実践中の35歳会社員が、次の投資先として注目するイーサリアムステーキング。月5,000円から始められる暗号資産投資の基礎知識、積立NISAとの違い、リスクと対策を専門家がわかりやすく解説。家族への説明方法も紹介
17:36
月2万円で始めるイーサリアム 35歳会社員の積立シミュレーション
月2万円のイーサリアム積立投資で5年後の資産はどうなる?35歳会社員が実際の数字でシミュレーション。頭金50万円のケースや価格変動パターン別の詳細な試算結果、始め方の3ステップまで具体的に解説します。
13:55
「ミームコインは仮想通貨への入り口として重要」=ギャラクシーデジタル考察
米仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは最新レポートで、ミームコインはもはや単なるブームではなく、仮想通貨市場への新規参入者誘致に重要な役割を果たしていると指摘した。一方、ごく少数のトークンのみが生き残り、大半は衰退するなど、ギャンブル性が高いことには注意を促した。
13:30
アーサー・ヘイズ、「フランス債務によるユーロ増刷はビットコインを上昇させる」
著名アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、フランスの債務問題によるユーロ増刷が仮想通貨ビットコイン価格を押し上げると予想した。ドイツ・日本の資本還流の可能性も指摘する。
10:40
ビットコインに10月の季節的追い風、「アップトーバー」で高騰の可能性=アナリスト分析
ビットコインの10月高騰傾向「アップトーバー」に注目が集まっている。ブルームバーグ、ヤフーファイナンス、JPモルガンなどの分析をもとに、その背景にある季節要因や市場材料を解説。
10:02
スイ財団、エセナ、スイ・グループが独自ステーブルコイン「suiUSDe」「USDi」立ち上げへ
仮想通貨スイのトレジャリーであるスイ・グループと、スイ財団、エセナが協力し、独自ステーブルコイン「suiUSDe」「USDi」を発行する計画だ。特徴など詳細を解説する。
09:45
トークン化株式xStocks、「Wallet in Telegram」に対応拡大へ
トークン化株式のxStocksは、テレグラム向けの仮想通貨ウォレットWallet in Telegramに対応を拡大すると発表。10月の終わりから段階的にローンチする計画である。
08:45
イーサリアム「フサカ」、ホレスキーテストネットで稼働開始
イーサリアム開発者はホレスキーテストネットで次期アップグレード「フサカ」が稼働したと報告。10月14日と28日に他のテストネットで実施後、12月3日のメインネット実装を予定している。
08:10
ビットコイン12万ドル突破、米政府閉鎖で無政府資産として再評価強まる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコイン市場は10月1日以降、上昇基調を強め、3日にはついに12万ドルを突破した。米政府の閉鎖および財政問題が続くなか、ビットコインの「無国籍資産」としての特性が市場で強く意識されている。
07:40
XRP財務戦略を拡大へ、ナスダック上場のVivoPowerが約28億円を調達
仮想通貨XRPの財務企業VivoPowerは、普通株の追加発行で約28億円の資金を調達したことを発表。調達した資金はXRP財務戦略の拡大と負債の返済に活用するとした。
07:40
デジタル証券とステーブルコイン連携、日本版トークン化MMF実現へ
三菱UFJ信託銀行子会社のProgmatが315組織による日本版トークン化MMFの検討結果を発表。ステーブルコインと連携し、ブロックチェーン上で証券取引から決済まで完結する仕組みの実現を目指す。国内デジタル証券市場は5,189億円規模に成長。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧