米ブラックロック、ビットコイン先物運用の最新状況

先物への需要は?

米資産運用大手ブラックロックが運用する暗号資産(仮想通貨)ビットコインの先物ポジションはSECの書類で明らかになった。

最新書類によると、ビットコイン(BTC)の先物を運用する『Global Allocation Fund』では7月31日付けでCMEのビットコイン先物が54契約(ロングポジション)運用され、書類提出時では12億円相当の金額で約4,100万円(369,137ドル、ファンド全体の0.00138%)の含み益となっていた。これらの先物契約は8月27日に満期を迎えたため、今の運用状況は定かではない。

ブラックロックは、およそ9兆ドル(約990兆円)の顧客資産を運用する世界最大手資産運用企業。Global Allocation Fundがブラックロックが提供するフレキシブルなマルチアセット戦略ファンドであり、これまで低いボラティリティ(価格変動)でグローバル株式市場より優れたパフォーマンスを出している。通常ではファンドの最低70%を、企業や政府が発行する有価証券に振り分けているという。

ビットコイン先物の運用については、今年の1月に初めて判明し、4月の報告書では運用するポジションが37契約(1契約=5BTC)だった。

ブラックロックのFlink CEOは4月の四半期決算で、「現時点ではビットコインなどがポートフォリオにどのように構成されていくかについて、主要題目ではない」と話した一方、最高投資責任者を務めるRick Rieder氏は5月のメディア取材で「耐久性のある資産」と称し、長期的なポテンシャルを評価している。採掘のエネルギー問題などの長期的要素を背景に、運用の規模は依然として限られたものの、運用は続けている格好だ

関連ブラックロック最高投資責任者がビットコインの長期ポテンシャルを評価

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