はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーロン・マスク氏、米中の仮想通貨規制について見解を披露

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マスク氏が仮想通貨の規制を語る

米テスラのイーロン・マスクCEOはカンファレンスで、暗号資産(仮想通貨)に関する米中の規制について見解を披露した。

28日に「コード・カンファレンス」に登壇したマスク氏は記者の「米政府は仮想通貨を規制するべきなのか」という質問に対して、「私からすれば、なにもしないほうが良いだろう」、「仮想通貨をなくすことはできないのだが、政府がその発展を遅らせることはできるかもしれない」と語った。

テスラ自動車は今年2月に、ビットコイン(BTC)を購入したことを発表し、市場はマスク氏がビットコインを擁護する著名人として好感していたが、5月にビットコインの採掘エネルギー問題を指摘し、テスラがビットコインの支払いサービスを停止したことを受け市場は一時的に落ち込んでいた。

また、マスク氏個人はSNSで度々ビットコインのエネルギー消費問題やドージコインの可能性についても多く発言し業界から注目を引いていた。

関連テスラ社のBTC決済、再開の条件が明らかに ビットコイン420万円台に

現在、米国のSEC(証券取引委員会)やCFTC(商品先物取引委員会)、財務省、そして一部議員も仮想通貨規制の権限などについて討論することが増えてきた状況を受け、業界は米国で仮想通貨関連サービスがより規制される可能性を懸念しているようだ。

関連米下院が「防衛予算法案」を可決、仮想通貨規制の明確化など含む

中国の全面禁止について

マスク氏は先週発表された中国の仮想通貨全面禁止の方針についても見解を述べた。

中国政府が仮想通貨の全面禁止を再び発令した背景には、大量の電力消費があるとマスク氏は指摘。「南中国では突発的な停電が発生し、多くの地域で電力が不足している状況は禁止の一因ではないか」とした。

また、仮想通貨の特徴について、「専制的な政府の権力を弱めるのが仮想通貨の根本的な理念であるため、中国政府がそれを嫌っても仕方はあるまい」とも言及した。

5月には中国政府が仮想通貨マイニングの取り締まりを強化する際にも、電力不足や違法な電力使用といった問題を取り上げていた。また、中国当局がCO2排出削減の対策として火力発電を抑制する政策を打ち出しているため、テスラやアップル向けの部品を生産する台湾メーカーは9月下旬、中国内の工場稼働を一時停止した事例がある。

一方、テスラの上海工場でも電力制限によって生産活動への影響が懸念されていたが、マスク氏はカンファレンスで同工場の稼働状況について「中国市場向けだけでなく、欧州への輸出車両の生産も順調だ」と明確にしている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/02 火曜日
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
06:45
米バンガードが仮想通貨ETF取引を解禁、5000万人超の顧客にアクセス提供へ
ブルームバーグが報じたところによると、世界第2位の資産運用会社バンガードは12月3日から仮想通貨を主に保有するETFとミューチュアルファンドの取引を許可。遂に長年の保守的姿勢から転換。
06:25
米下院共和党が仮想通貨の「ディバンキング問題」を追及、チョークポイント2.0報告書を公開
下院金融サービス委員会の共和党議員が12月2日、バイデン前政権による仮想通貨業界への組織的な銀行サービス拒否を批判する53ページの報告書を公表した。ストライクCEOの口座閉鎖事例なども議論を呼んでいる。
05:55
ビットコイン8.5万ドル割れ、個人買い増しとクジラ失速が鮮明に=アナリスト指摘
ビットコインは12月1日深夜8.4万台まで続落した。大口保有者の購入鈍化と日銀の植田総裁によるタカ派発言が圧力となり、4億ドル以上の清算が発生。
12/01 月曜日
18:34
日経グループQUICK、ビットコイン指数の算出開始
QUICKは12月1日、円建てビットコイン指数の本格公表を開始した。試験運用から更新頻度を毎日に引き上げ、12月22日からはリアルタイム指数も提供する。暗号資産ETFなどでの利用を想定。
17:07
イーロン・マスク氏「エネルギーこそ真の通貨」、ビットコインは基づくと主張
テスラCEOのイーロン・マスク氏が「エネルギーこそ真の通貨」と主張し、ビットコインはエネルギーに基づいていると説明。一方、著名経済学者やピーター・シフ氏は「本質的価値がない」と批判を続けている。
17:01
政府・与党、暗号資産の分離課税導入を検討へ 調整開始─NHKなど報道
政府・与党が暗号資産投資の分離課税化を巡り調整に入ったとNHKが報道。現行は最大55%の総合課税で、制度見直し議論が年末の税制大綱へ進む見通し。
16:26
「チェーンリンク」の将来性は?トークン化市場に必須インフラ
チェーンリンク(LINK)の将来性を解説。2030年に16兆ドル規模が予測されるトークン化市場で、既存金融とブロックチェーンを接続するオラクルとして80%超のシェアを獲得。SWIFT・J.P.Morganとの提携事例も紹介。
16:00
スイ(SUI)のステーキングで高利率なのは?自分で行う方法と取引所比較
SUIのステーキング方法を徹底解説。取引所(年利最大4.28%)、ウォレット、リキッドステーキングの3つの運用方法を比較表付きで紹介。初心者向けのOKCoin Japanから、Slushウォレットでの自己管理、Haedalでの高度な運用まで、リスクと利回りを考慮した最適な選択をサポート。
15:55
ワールドコインの本人認証方法|マイナンバーカードでWLDを受け取る手順を解説
ワールドコイン(WLD)がマイナンバーカードでの本人確認に対応。World Appでの認証手順を画像付きで解説。所要時間約5分で完了し、Orb認証済みの方も追加のWLDを獲得可能。受け取ったWLDの現金化・運用方法も紹介。
15:43
ソニー銀行、米ステーブルコイン事業化に向けBastionと業務提携 子会社設立も視野に
ソニー銀行が米Bastionと業務提携し、米ドル建てステーブルコインの事業化を推進。日経報道によると2026年度の発行を計画し、ソニーグループの「経済圏」での決済活用を目指す。米国子会社設立とOCC銀行免許取得も視野に。
15:35
Ginco、Babylon Labsと提携「BTCFi 2.0」を推進
GincoがBabylon Labsと提携し、第三者への預託なしでBTCを活用できる「BTCFi 2.0」を日本で推進。業務用ウォレットGEWからBTCステーキングが可能に。
14:26
カザフスタン中銀、仮想通貨投資を計画 最大約470億円規模
カザフスタン国立銀行(中銀)のティムール・スレイメノフ総裁は、金・外貨準備ポートフォリオの一部として、仮想通貨へ最大3億ドルの投資を検討していると発表した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧