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米上院議員、8月にビットコイン買増し──財務報告

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Lummis議員、8月にビットコイン追加購入

米国のCynthia Lummis上院議員は7日、8月16日に暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を5万ドル(約560万円)から10万ドル(約1,100万円)分の範囲で購入していたことを報告した。より正確な額は開示されていない。

米国の法律で国会議員は、株式、債券、商品先物などの売買を取引から45日以内に開示する必要がある。議員が未公開情報から利益を得ることを防ぐものだ。

今回、Lummis議員は、報告期限を1週間ほど過ぎてからビットコインの購入を開示したことになる。議員の事務所は「申告ミス」により報告が遅れたと述べた。ミスは意図的なものでなかったこともあり、特にペナルティが科されることはなかったとしている。

2013年時点でビットコインを初購入

ワイオミング州を代表する共和党の上院議員Lummis氏は、以前より仮想通貨支持を表明。米メディアCNBCに対して、2013年の時点で初めてビットコインを購入し、その時の価格は1BTC=330ドル(約3万7,000円)だったとしている。きっかけは、娘と義理の息子からビットコインについて聞いたことだという。

今春には、上院に年次財務開示書を提出し、10万ドル(約1,100万円)から25万ドル(約2,800万円)相当のビットコインを所有していることを申告。また、6月末時点では、5BTCを所有しているとも明かしていた。その後8月に、さらに買い増した格好だ。

インフラ法案の修正に努力

Lummis議員は、インフラ法案の仮想通貨に関する条項で修正案を提出していた。この条項は、ユーザーの情報を持たない企業にも、税務報告に関してユーザーの情報開示が求められてしまうのではないかと懸念されているものだ。

条項は最終的に阻止されたものの、Lummis議員らは、ウォレット企業や開発者などを対象から免除する案を提出しようともしていた。

関連:米インフラ法案の「仮想通貨条項」 妥協案提示も導入には至らず

インフラ法案とは

米上院から提出され、今後8年間で1.2兆ドル(約130兆円)を道路・橋、鉄道、港湾・空港、水道、高速通信網、電力網などの国内インフラへの投資を提案する法案。バイデン政権の経済分野の主要政策の1つである。

▶️仮想通貨用語集

仮想通貨購入を明かす議員

Lummis議員と共に、仮想通貨条項について修正案を提案していたPat Toomey議員も、仮想通貨への投資を行っている。

開示情報によると、Toomey議員は6月にグレースケールのイーサリアム投資信託(EHTE)を1,001ドルから15,000ドル(11万円〜166万円)相当購入し、ビットコイン投資信託(GBTC)にも同範囲の金額で投資していた。

政治家の仮想通貨投資に関しては、その他にアラバマ州のBarry Moore下院議員がイーサリアム(ETH)、エイダ(ADA)、ドージコイン(DOGE)を購入していたことも明らかになっている。

関連:米連邦議会上院議員、ビットコイン・イーサリアム投信へ投資

「ワイオミング州を規制モデルに」

Lummis議員は、地元ワイオミング州の仮想通貨規制に対するアプローチを、米連邦政府の規制のモデルとして推奨している。

ワイオミング州は、仮想通貨事業を後押しする州として知られており、5月にはMark Gordon州知事が、自身の仮想通貨保有を明かした。

同州は、特定の種類のデジタル資産への商法適用、銀行によるデジタル資産のカストディに関する規定を明確にする法案も成立させてきた。20年9月には大手仮想通貨取引所クラーケンが、仮想通貨の入出金も行う銀行を設立する認可を受けている。

関連:米ワイオミング州知事も仮想通貨保有を明かす|イノベーション政策の重要性を語る

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