「タングステン不足は仮想通貨トレーダーのせい?」メーカーがビットコイン決済導入を検討へ

タングステン製キューブの売上急増

その比重が金に近いことから、金の偽造に使用されることもあるというタングステン。この金属で作られたシンプルなキューブを制作している企業が、暗号資産(仮想通貨)の決済受け入れを検討しているという。

背景には、暗号資産トレーダーやインフルエンサーの間で、このタングステン製キューブを買う動きが盛り上がりを見せていることがある。

熱狂の起源は定かではないものの、認知が広まったきっかけの一つはツイッターユーザーのNeeraj K. Agrawal氏が「Crypto Traders to Blame for Global Tungsten Shortage(グローバルなタングステンの不足は暗号資産トレーダーのせい)」と題されたブルームバーグ風の投稿を行ったことにある。

米国イリノイ州のメーカー、Midwest Tungsten Service社が製造するキューブは通販サイトアマゾンで売り切れの状態となっている。

メーカーの担当者がコインデスクに対し、アマゾンのタングステンキューブの在庫が尽きたほか、売り上げが300%以上増加していることなどを明らかにした。また、すぐに法定通貨に変換する予定であるものの、ビットコインなどの暗号資産の決済受け入れも検討しているという。

この時点ではキューブを持っていなかった同氏も、その後キューブを購入した模様だ。

その他にも、仮想通貨ETPなどを提供する企業CoinSharesの最高戦略責任者であるMeltem Demirors氏などがこの動きに言及。

現在のところ、手に入る可能性のあるキューブで最大と思われるのは、35.56cm(14インチ)のもの。Midwest Tungsten Service社によるこちらのキューブは、重量が809kgになる。

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