WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

低調続くビットコイン、イーサリアム・レイヤー2のTVLは前週比13%増に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

24日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン価格は、前日比0.65%の651万円(56,525ドル)と引き続き軟調な値動きに。

BTC/USD日足

相場の過熱感を示すRSI(相対力指数)は今年9月の底値水準に達したほか、Crypto Fear & Greed Indexは42まで後退。昨日は一時的に「Fear」水準の33まで低下するなど、投資家心理は冷え込みつつある。

23日は、ビットコインに次ぐ時価総額2位のイーサリアムの方が反発した。ビットコイン建の通貨ペアETH/BTCは10月19日以降上昇傾向にあり、0.082BTC水準を超えればイーサリアム(ETH)への資金移動が加速する可能性も考えられる。過去の相場を見る限り、アルトシーズンのトリガーにもなり得るため、目下の焦点の一つと言えそうだ。

ETH/BTC週足

レイヤー2ソリューションが台頭

イーサリアム(ETH)については、ボトルネックの補完的な役目を果たす、レイヤー2ソリューションへの関心がここへきて強まっている。

DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)市場の影響によるイーサリアム・トランザクション手数料の高騰に伴い、Arbitrum(アービトラム)などのイーサリアムレイヤー2(L2)ソリューションに移行していることが背景にある。

L2BEATのデータによれば、L2のDeFiプロトコルへの預け入れ総額を示す「Total Value Locked(TVL)」は、過去1週間で+13.2%増の61.6億ドルに達した。

L2BEAT

アービトラムは今年10月、さらに高速化した「Arbitrum Nitro」の開発に取り組んでいることを明かした。手数料削減のほか、処理速度は実に20〜50倍に達することが見込まれる。

また今年11月には、最大手取引所のバイナンスが、Arbitrum対応を発表。メインネット「Arbitrum One」を導入して、入金処理に対応するとした。

このようなレイヤー2ソリューションに関心が集まる背景に、レイヤー1の大混雑とトランザクション手数料の高騰が挙げられる。その一因となったNFT(非代替性トークン)市場では、最大手マーケットプレイスOpenSeaの出来高が、今夏をピークに大幅減少傾向にある。

Dune Analytics

ガス代高騰によるデジタルアセットの流動性低下のほか、需要が飽和状態にある中で、供給量の急増(競合増による市場シェア減少)などが背景にあるものと考えられる。

ただ、OpenSeaも現状には全く甘んじていない。

24日には、1766年設立の伝統的な老舗オークションハウスである「クリスティーズ(Christie’s)」との提携を発表。NFTのアートコレクションを同プラットフォームで競売(オークション)にかける予定を発表した。

関連:NFT電子市場OpenSea、クリスティーズと初提携

NFTコレクティブル系のプロダクトでは、その多くが取引高を減少させる一方、α版ローンチを控えるザ・サンドボックス(SAND)のモンスターやキャラクターをはじめ、バーチャルランド(仮想土地)は、ここ数ヶ月で地価が数倍まで高騰した。

SANDトークンは前日比+23.9%の6.15ドルまで高騰。過去最高値を更新したほか、ディセントラランド(MANA)が前日比+8.4%の4.3ドルとなるなど、旧フェイスブック参入やソフトバンクビジョンファンドの投資を契機に、メタバース(仮想空間)関連銘柄が物色されやすい状況下にあるようだ。足元ではバブル的な過熱感も強まりつつあり、調整局面には注意したい。

直近では、カナダの投資会社がディセントラランドの土地を購入したほか、カリブ海の島国バルバドスがディセントラランド内にバーチャル大使館を設立する方針を明かしたことも反響を呼んだ。

関連:カナダ投資企業、ディセントラランドで約3億円の土地を購入

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/08 火曜日
13:50
AIエージェント経済の「通貨」を目指すFLOP、AIが計算資源を自律的に調達できるネットワーク
アーサー・ヘイズ氏が手がけるFLOPネットワークの技術仕様が公開された。同ネットワークは、AIエージェントが自律的に必要な計算資源を調達しその対価を仮想通貨で支払えるインフラの構築を目指している。
13:15
イーサリアム財団、メインネットの量子耐性化を29年12月に目標設定
イーサリアム財団がL1の実行・合意・データの全層で量子耐性を2029年12月までに実現する目標を掲げた。「グラムステルダム」から五回のアップグレードで完了する計画だ。
10:35
ソラナ、9日にオンチェーン取引容量3倍超に拡大へ
ソラナは9日、取引データ量の上限を1,232バイトから4,096バイトへ拡大する新形式を稼働させる(仮)予定だ。次期アップグレード「アルペングロー」への移行も進んでおり、投資家の注目を集めている。
10:00
「ジーキャッシュなどプライバシー銘柄のリターンが他を圧倒」グラスノード報告
グラスノードは仮想通貨市場が昨年10月高値から全般的に下落している中、プライバシーセクターは+213%を記録していると報告した。特にジーキャッシュが牽引している。
08:20
シティとDBSが週末に国際決済を実施、トークン化預金を活用
シンガポール大手銀行DBSは、週末にシティとの米ドルの国際決済に成功したと発表。Swiftのデジタル台帳とトークン化預金を使って取引を行ったと説明している。
08:00
SBIグループ、JPYSCの裏付け資産の一部を国債で運用
SBI新生信託銀行とSBI VCトレードは、円建てステーブルコインJPYSCの裏付け資産の一部を国債で運用開始したと発表した。デジタル金融と伝統的金融をつなぐ新たな資金循環の創出を目指す取り組みで、資産の信用力向上にもつながる。
07:20
英当局、予測市場の個人投資家向け解禁を検討
英FCAは個人投資家向け予測市場の禁止について緩和を検討していることが分かった。カルシやポリマーケットなど海外プラットフォームの利用拡大を受けた動きだ。
06:40
イーサリアム、ETHガス代をトークン払いにする新提案が前進
ヴィタリック・ブテリン氏が進展を明かしたイーサリアム提案「EIP-8141」は、ガス代をETH以外のトークンで払える仕組みを導入するものだ。2027年予定の次期アップグレードへの搭載も決まり、手数料体系の設計に影響する。
06:15
リキッドのビットコイン流出事件、自称ホワイトハットが3400BTC返還
リキッドネットワークのビットコイン流出事件で、自称ホワイトハットが3400BTCを返還し600BTCを保有継続。流出原因はエレメンツのバグと判明。
05:55
バイデン前大統領の息子がミームコイン発行へ、トランプコイン保有者にも配布
バイデン前大統領の息子ハンターが9日、ミームコイン「LAPTOP」を発行する予定。トランプ大統領の「TRUMPコイン」による損失投資家にもトークンを配布する計画だ。
05:00
キャピタルB、46億円相当ビットコインを追加取得 1年ぶりの大型購入に
仏キャピタルBは7日、増資で調達した資金により376BTCの仮想通貨ビットコインを2,530万ユーロで追加取得したと発表した。2025年9月以来約1年ぶりの大型購入となる。
09/07 月曜日
16:32
ビットコイン現物ETFに先週約1539億円純流入、3週連続 
米ビットコイン現物ETFが週間で約1539億円の純流入を記録し、3週連続のプラスとなった。イーサリアムは約341億円、ソラナは10週連続の流入となるなど、複数銘柄でETF資金流入が広がっている状況を整理した。
14:27
イラン紛争でビットコインが中東の「リスク回避手段」に浮上=BPI分析
米シンクタンクBPIの分析によると、イランをめぐる紛争を機に中東・北アフリカ地域でビットコインがリスク回避手段としての存在感を高めている。エジプトやトルコでは通貨安対策、UAEやサウジでは経済多角化戦略として、域内での活用が二極化している。
14:09
リキッド準備金ウォレットから約4000BTC流出
リキッドネットワークの準備金ウォレットから約4,000BTC(約499億円)が引き出された。公式はSideSwapのペグアウト承認キー経由と説明しつつ鍵の侵害を否定。返還は未確定で、ネットワークは停止中だ。
12:38
米ルミス上院議員、クラリティー法「2030年待ち」回避へ再警告
米ルミス上院議員は7日、クラリティー法が今国会で成立しなければ次の機会は2030年になるとXで改めて警告し、雇用・投資・税収が失われかねないと訴えた。焦点となる上院の手続き採決は9月15日に予定され、成立の可否を占う節目とされる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧