DeFiの銀行サービス「Mean DAO」、ソフトバンクGら主導で約4億円を調達

DeFiプロジェクトへ出資

DeFi(分散型金融)の銀行サービスを提供する「Mean DAO」は29日、350万ドル(約4億円)の資金調達を行ったことを発表した。

今回の資金調達は、ソフトバンクグループの「SB Opportunity Fund」とThree Arrows Capital、DeFiance Capitalが主導。新しい資金を活用して、事業やパートナーシップを拡大させ、将来的にはブロックチェーンをまたいだ事業を展開していくという。

Mean DAOは、世界中の人々や企業に金融の平等をもたらすために、分散型のプロダクトやブロックチェーンのインフラを提供することを目的にしている自律分散型組織(DAO)。この目的を達成するために暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)のブロックチェーンを活用しており、現在のユーザー数は3万1,000超だという。

運営を支えるプロトコルの名称は「Mean Protocol」。銀行サービスを提供するdApps(分散型アプリ)は「MeanFi」と呼ばれる。

DAOとは

「Decentralized Autonomous Organization」の略で、自律的に機能する分散型組織を指す。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在せず、参加メンバーやアルゴリズムによって運営管理が行われる。

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例えば、Mean DAOの「Money Streaming」という機能は給料の支払いなどに利用が可能。事前に決めた条件に基づいて、定められた期間に定期的に支払いを自動で行なうことができる。また、支払われたお金に対して割合を設定して、その分を自動的にレンディング(貸付)やスワップ(交換)に回すことも可能。Mean DAOは提供するサービスについて「DeFiを活用し、最適な価格で取引を行なって、お金を効率的に増やすことができる」と説明している。

SB Opportunity Fundとは

SB Opportunity Fundは、1億ドル(約113億円)規模のベンチャーファンド。多様性を重視しており、米国の黒人やネイティブアメリカン、ラテンアメリカ系住民の創業者を対象に出資を行なっているという。

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当ファンドのマネージング・パートナーは、今回の発表に際し、以下のようにコメントを寄せた。

 

仮想通貨のユーザーは世界的に急増しているが、平均的なユーザーには理解が難しいことが数多くある。

 

MeanFiは、この知識のギャップを埋め、平均的なユーザーのDeFiの利用をサポートしてくれるだろう。

Mean DAOは、従来の金融サービス(TradFi)とDeFiの架け橋となり、10億人規模の新しいユーザーに仮想通貨サービスを展開できるように取り組んでいる。

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