レッドブルのスポンサーに
オラクル・レッドブルレーシングは16日、暗号資産(仮想通貨)取引所Bybitとのスポンサー契約の結を発表した。仮想通貨に関する教育活動や、レッドブルのファントークンの発行をサポートする。
🏁 A new chapter begins.
— BYBIT 🦍 (@Bybit_Official) February 16, 2022
📣 Announcing our partnership with 4x World Champions, Oracle Red Bull Racing @RedBullRacing!
🏎 A next level partnership 💪 #RaceToTheNextLevel #F1 pic.twitter.com/YGbPKtSddY
これによりBybitは、複数年契約のレッドブル最大級のチームパートナー(プリンシパルチームパートナー)となった。具体的な金額は明かされていないものの、仮想通貨企業のスポーツチームへのスポンサーとしても最多の契約額であるとレッドブル側は説明。スポンサーとしてロゴをレーシングカーに掲載するほか、多方面で協力するという。
レッドブル・レーシングは昨年4月、大手クラウドインフラストラクチャ企業であるオラクル(Oracle)と戦略的パートナーシップを締結。2022年3月より、公式クラウド・インフラストラクチャ・パートナーとして契約した。また、今回の提携でBybitは、レッドブルレーシングのチーム・テック・インキュベーター・パートナーに指名された。仮想通貨に関する教育活動やブロックチェーン業界における女性の支援、STEM領域でのサステナビリティやダイバーシティ向上を目指す。
さらに、今後ファントークンを発行する際にはBybitがパートナー企業になることを明かした。
今回の提携について、レッドブルレーシングのChristian Horner CEOは以下のようにコメントした。
2022年、F1が新世代に入り、ゲームチェンジが期待されるようなマシンが登場する中、Bybit社もテクノロジーの最先端に存在している。彼らは技術革新の最前線に立ちながら、競争のペースを作り、現状を打破するという我々の情熱を共有している。
またBybitは、デジタル技術の革新を通して、F1のファン体験を盛り上げるための構想も持っている。これはチームにとっても重要な使命であり、Bybitのサポートにより、世界中のファンとチームがより深く、より没入感のあるユニークなつながりを構築することにつながるだろう。