アバランチのハッカソン、32プロジェクトが提案
2月1日よりスタートしているアバランチのハッカソン「Avalanche Hackathon @Asia」が、現時点での状況を明らかにした。
AVATAR(Avalanche Asia Star Fund)、Dorahacksらが開催する本イベントは、2月14日の時点で32のチームがプロジェクトを提出しており、活況を呈しているという。
ハッカソンでは、最終的に10のプロジェクトが選ばれ、賞金総額500万ドル(約6億円)から資金を受け取る。スポンサーには、昨年11月にローンチされたアバランチ財団によるファンド、Blizzardも加わっている。
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また、賞金の一部は、クアドラティック・ファンディング(Quadratic Funding)で分配されることなどが明らかにされている。
クアドラティック・ファンディングは、オープンソースソフトウェアなど優れた公共財への資金分配モデルとして新たに提案されたもので、より民主的でスケーラブルなアプローチとされる。
資金提供額の多い一部支援者の依存度を減らし、貢献した人数に基づいてプロジェクトに優先順位を付けることにより、マッチングファンドを最適化する。
Quadratic Fundingとは
二次(Quadratic)ファンディングは民主的に資金を配当するクラウドファンディングの一種。コミュニティーからの資金調達などに応じて、企業や投資家から集めたより大きな資金プールの資金が配当される仕組み。
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コミュニティは、アバランチに好影響を与えると考えるプロジェクトに投票することが出来るという。審査員の顔ぶれも明らかにされており、 その一人、AVenturesDAOの創設者、Tamer Ovutmen氏は、ツイッター上で次のようにコメントした。
当初より、AdventuresDaoの主な焦点は、アバランチのプロジェクトをアイデアから成長までサポートすることであり、このイベントはまさにうってつけだ。
その他にも、以下のVCなどから、審査員が加わるという。
Avatar、Blizzard、ANTALPHA、AuSVIC Capital、Bitwell、Elevate、Foresight Ventures、GSR、ViaBTC Capital、Spark digital Capital、SNZ、NGC Ventures、MEXC、Matrixport、Long Hash Ventures、Kucoin Labs、Huobi Incubator、TSING TING CAPITAL、A&T Capital、AMBER、COBO Wallet、Waterdrip、MC Ventures、Aventures DAO、Hailstone
また、エコシステムからのサポートも豊富に行われており、Avalanunch、Benqi、Platypus、Traderjoe、Islander、Chainlink、Defrost、Heroes Chained、Symbiosis、Snowball、Alpha Finance、Kineなどが支援を提供。
例えば、Avalanunchは資金調達プラットフォーム、Benqiはレンディングプロトコルで、いずれもアバランチ上のプロジェクトとなっている。
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ハッカソンは、エコシステムからのサポートを受けつつ、3か月に渡って行われる。