FTX、ウクライナ人ユーザーに交付
大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは25日、プラットフォーム上のウクライナ人ユーザーに25ドル(約2,800円)を配布することを発表した。24日に「特別軍事作戦」を発令した、ロシアによるウクライナ侵攻を受けた動きだ。
FTXのサム・バンクマン・フリードCEO(通称、SBF)は「できることをやる」とコメントして、配布を発表した。
we just gave $25 to each Ukrainian on FTX
— SBF (@SBF_FTX) February 24, 2022
do what you gotta do
同氏は先日も「戦争が起こる可能性がある」として、市場への影響を過度に懸念すべきではないとコメント。誰かのためにいい事をし合うことが世界に必要だと訴えていた。
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FTXの最新動向
FTXは24日、高級・ファッションブランドとの提携を追い求めていく新部門の設立を発表したばかり。過去1年間では、主に米国のプロスポーツを主体としたブランディング活動が目立ったが、今後の路線変更を示唆した。
また、FTXの米国事業体であるFTX.USも今週21日、ブロックチェーンゲーム・NFT部門の設立を発表。ゲーム企業のブロックチェーン技術導入をサポートしていく模様だ。
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