「FTX Gaming」
グローバル暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの米国事業体「FTX.US」は21日、ブロックチェーン・NFTに関連するゲーム特化部門「FTX Gaming」をローンチしたことを発表した。
FTX GamingはゲームスタジオがブロックチェーンやNFTといった次世代技術をゲームに導入するのをサポートすることを目的とするプラットフォームだ。利用するゲームスタジオに、トークンやNFTの発行、ウォレット導入技術、コンプライアンスとライセンス、ホワイトラベル、一次および二次取引などのソリューションを提供するという。
FTXベンチャーズとゲーミングの責任者Amy Wu氏はSNSで「Web3.0ゲームの未来は明るい。すでに20億以上のプレイヤーがWeb2.0ゲームでプレイしてゲーム内のデジタル資産をコレクトしているが、NFTによって本物の所有権が与えられる」とコメントした。
FTX.USは今月上旬に、C#言語とUnity3Dゲームエンジンの経験を持つソフトウェアエンジニアを募集し始めた背景がある。
2/ We believe in the future of web3 games. There are 2B+ gamers who have played with and collected digital assets (in-game items) for years, and now can own them.
— Amy Wu (@amytongwu) February 21, 2022
また、昨年11月、FTXはソラナベンチャーズ及びVCのLightspeedと共に、110億円規模のメタバース・ゲームファンドをローンチした。ソラナ(SOL)ブロックチェーンを利用するゲームの開発を支援することが目的だ。
関連:ブロックチェーンゲームで遊ぶメリットと自律分散型の将来性|廃猫
関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説