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仮想通貨取引所FTX、高級ファッションブランド提携部門を設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ファッション企業との提携強化へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは24日、高級・ファッションブランド部門の責任者としてLauren Remington Platt氏の就任を発表した。3,000億ドル規模と想定されるラグジュアリー市場との提携を目指す。

Platt氏はモデルの経歴を持つファッション系スタートアップVensetteの元CEO。VogueやChopard、Michael Korsなどの高級ブランドとのコネクションも有しており、FTXのファッション業界との提携を推し進めていく。

FTXのSam Bankman Fried(SBF)CEOは今後の提携戦略について、以下のようにコメントした。

Platt氏がFTXに入社することで、我々も高級ブランドとの提携を追い求める次なるマーケティング戦略に進出できる。

彼女のファッション・高級ブランド業界における経験はブランディングのさらなる成長において必要不可欠だ。

提携戦略の路線変更か

2021年には、米NBAチームのマイアミ・ヒートの本拠地命名権を皮切りに、ステフィン・カリー選手、NFLの大スターであるトム・ブレイディ氏やMLBの大谷翔平選手などの人気アスリートと相次いでアンバサダー契約を締結。

2月上旬に米国で開催されたNFLの国民的イベントのスーパーボウルでは広告キャンペーンとして3,300万円相当のビットコイン(BTC)を配布するなど、スポーツ面でのブランディング・マーケティング戦略に力を入れていた経緯がある。

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今回のPlatt氏の就任により、FTXが今後は高級品ブランドやファッション企業との提携を行う方針が示唆された。

FTXの米国事業体であるFTX.USも今週ゲーム部門の設立を発表したばかり。ブロックチェーン技術をゲーム企業に提供していく方針を示している。

関連:米国版FTX、NFT・ブロックチェーンゲームの新規事業をローンチ

ファッションブランドのクリプト動向

すでに、グッチやプラダ、ドルチェ&ガッバーナなどは独自のNFT(非代替性トークン)シリーズをリリース。2月上旬にはグッチがメタバース(仮想空間)内で土地を購入するなど、Web3.0要素を取り入れた動向も目立つ。

関連:グッチ、ザ・サンドボックスで仮想土地を購入

また、Platt氏は「仮想通貨業界で女性が過小評価グループ」である傾向を問題視。一部の統計では、「仮想通貨を理解している」と回答した女性が9%にとどまった点を踏まえ、「大半の女性が我々の世代で最も重要な富の創出機会から取り残されている」と指摘した。

米仮想通貨プラットフォームVoyager Digitalの実施した調査では、女性の仮想通貨保有率(15%)は男性の半数(30%)に留まったものの、仮想通貨の購入に意欲を示した回答者はほぼ同率だった。

関連:米市民、約8割が「仮想通貨投資は有効なインフレヘッジ手段」と回答

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