米ブロック(旧称スクエア)21年4Q決算 ビットコイン取引収益を発表

ブロック社、第4四半期の業績報告

モバイル決済アプリCash Appなどを展開する米ブロック(旧称スクエア)社は24日、2021年第4四半期(10月〜12月)の決算を発表した。

発表によると、21年4Qに、Cash Appでの暗号資産(仮想通貨)ビットコインの取引高は19億6,000万ドル相当(約2,260億円)に達した。これにより、Cash Appはビットコイン取引から4,600万ドル(約53億円)の売上総利益(粗利)を得ている。3Qの4,200万ドル(約48億円)を上回った形だ。

なお、Cash App全体の4Q粗利は、前年同期比37%増の5億1,800万ドル(約598億円)だった。ブロック社の事業全体の粗利は、前年同期比47%増の11億8,000万ドル(約1,362億円)である。

ブロック社は、2021年のビットコイン年間収益は前年比で上昇したとして、次のように説明している。

2021年通年で、Cash Appは100億1,000万ドル(約1.2兆円)のビットコイン収益と、2億1,800万ドル(約252億円)のビットコイン粗利益を生み出し、それぞれ前年比119%増、124%増となった。

今後は、ユーザーの需要やビットコイン市場価格の変化により、これらが変動する可能性がある。

Cash Appとは

米ブロック(旧称スクエア)社が開発した、モバイルアプリを使ってユーザー間で送金ができる決済サービス。資金の送金・受取、保管を行えるバンキング機能や、ビットコイン取引、株式取引を提供している。

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22年1Qの事業動向

ブロック社は、2022年1月から2月にかけての事業動向についても知らせている。

Cash Appについては、ユーザーの月間取引活動増加、エコシステム全体でのユーザー活動、新規ユーザーの流入により、売上総利益は、前年比で成長する見込みだという。

新機能の導入

21年12月、Cash Appは、ユーザーがアカウントの残高から、端数の株式やビットコインを友人や家族などに、無料送金できる機能を導入するなど、ユーザー活動のさらなる促進を図っているところだ。

さらにブロック社は22年1月、Cash Appとライトニング・ネットワークの統合を発表。2月8日より、一部地域を除いた米国ユーザーは、ビットコインをライトニングやオンチェーンのビットコインアドレスに送金できるようになった。

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ライトニングネットワークとは

ビットコインのトランザクション処理能力を解消するため、レイヤー2を利用したオフチェーン技術のこと。混雑しがちなブロックチェーンの外で取引を行うことができ、取引の高速化や手数料削減につながる。取引の高速化や手数料削減が実現すれば、少額決済が行えるようになるため、それによって新しい商品やサービスが生み出されることも期待されている。

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