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米バージニア州、銀行の仮想通貨保管を認める法案を可決

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

銀行の仮想通貨カストディを可能にする法案

米国バージニア州の上院は3日、銀行に暗号資産(仮想通貨)のカストディサービスを提供できるようにする法案を全会一致で可決した。この法案はすでに州下院を通過している。議員らは、同州のグレン・ヤングキン知事が、まもなくこの法案に署名し、成立することを予測している。

州の上院下院共に、全会一致でこの法案を承認。投票結果は、下院で2月2日に賛成98対反対0、上院で3日に賛成39対反対0というものだった。万が一、知事がこの法案に拒否権を発動した場合でも、議会がそれを無効にできる。

同法案(HB263)の内容は以下の通り。

銀行は、リスクを効果的に管理し、関連法を遵守するための適切な体制を備えている限り、 顧客に仮想通貨のカストディサービスを提供することができる。

カストディサービスを提供する前に、銀行は、当該サービスの提供に伴うリスク を、体系的な自己評価プロセスを通じて慎重に検討するものとする。

カストディサービス提供の要件としては、効果的なリスク管理システムの導入、適切な保険の準備、サービスプロバイダーに関するリスク監視プログラムの立ち上げを挙げた。

カストディとは

投資家の代わりに資産を保有・管理することを指す。仮想通貨以外の資産にも広く使われる用語。資産の保管や売買に係る決済、また元利金・配当金の受領や議決権行使など、幅広い業務を代行するサービスを指す。カストディを行う企業を「カストディアン」と呼ぶ。

▶️仮想通貨用語集

テキサス州の取り組みが参考

この法案を提出したクリス・ヘッド氏は次のように説明した。

この法案は、バージニア州で、銀行が仮想通貨カストディを行うことを可能にするものだ。バージニア州を地域的、全国的にこの分野で大きな優位に立たせることになるだろう。

仮想通貨は注目すべきものだ。人気が高まっている新興の資産であり、それを受け入れる地域の経済発展という大きな可能性も秘めている。

ヘッド氏は、テキサス州の取り組みを知ったことで、法案のアイデアを思い付いたと語っている。

米テキサス州の銀行局は21年6月、州公認の銀行が仮想通貨のカストディを行う許可を与えていた。銀行自身による標準的なリスク評価が、カストディサービスを提供するのに十分だと確認する内容の通知を発行した形だ。

関連:銀行の仮想通貨管理業務を許可 米テキサス州

ルイジアナ州でも新法案提出

米国では、様々な州で仮想通貨を促進する法律の承認や提案がなされているところだ。

最新事例の一つとしては、ルイジアナ州で4日、仮想通貨を税金や手数料の支払い手段として認めるための法案が提出された。こちらの審議プロセスはまだ始まったばかりである。

関連:「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

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