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コインベースウォレット、アバランチ基盤のアプリに対応可能に コインベース・クラウドがアバランチ・ブロックチェーンの開発環境を提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベースウォレットでAVAXアプリに対応

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースで開発者のサポート等を担う「コインベース・クラウド(Coinbase Cloud)」は23日、アバランチ(AVAX)・ブロックチェーン向けのソリューションをリリースした。アバランチ基盤のdAppsがコインベースウォレットを簡単に統合できるようになり、数百万人規模のコインベースユーザーベースにリーチできるようにする。

Web3.0開発者向けにAPI、サービス、インフラを提供しているコインベース・クラウドは、新たにアバランチ向けの構築環境と各種サービスを公開。Coinbase Wallet SDKではアバランチのテストネット「Fuji」とC-Chain、およびEVM互換のサブネットをサポートしており、dApps開発者は数行のコードで統合できるようになっている。

Coinbase Walletは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、BNBチェーン、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)にも対応しているマルチチェーン接続のウォレットだ。18日にはウェブブラウザの拡張機能でソラナブロックチェーンへの対応を開始し、ソラナ(SOL)及びソラナ基盤のSPLトークンを入出金・管理することができるようになっていた。

関連:コインベースウォレット、ソラナ系銘柄に対応

アバランチは、高速かつ低コストなトランザクションを特徴とした、dApps(分散型アプリケーション)構築用のオープンソース・プラットフォームだ。EVM(イーサリアム仮想マシン)実装のC-ChainでdApps(分散型アプリケーション)の構築が可能なだけでなく、「サブネット(Subnet)」と呼ばれる独自のブロックチェーンを作成することもできる。

関連:初心者でもわかるAvalanche(アバランチ)とは|注目すべき点や将来性を解説

AVAXのステーキング機能

コインベース・クラウドはまた、アバランチ・ブロックチェーンに記録されるデータの妥当性を検証するバリデーターノードを設置しており、開発者によるAVAXのステーキングと委任が可能になった。さらに、コインベース・クラウドのインフラを使用すれば、独自のバリデーターノードを数ステップで設置することができる。

ステーキングとは

一定量の仮想通貨を、所定の期間預け入れることで、報酬が得られる仕組み。プルーフ・オブ・ステーキング(PoS)系のコンセンサスアルゴリズムを採用している銘柄で行うことができる。

▶️仮想通貨用語集

コインベース・クラウドのステーキング機能は、米コインベース本体が提供している顧客向けのステーキングサービスとは異なり、ユーザー自身が資産の秘密鍵を管理するノンカストディアル型である。ステーキング報酬から徴収する手数料は主に8%で、ブロックチェーンによっては手数料をとらない場合もある。コインベース・クラウドのステーキングは、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)など25種類以上に対応しており、そのステーキング総額は2021年11月末時点で300億ドル相当(約3.3兆円)であることがわかっていた。

関連:米コインベース・クラウド、3兆円相当の仮想通貨をステーキング

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