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米コインベース・クラウド、3兆円相当の仮想通貨をステーキング

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨のステーキング

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースで開発者のサポート等を担う「コインベース・クラウド(Coinbase Cloud)」は、11月末時点で300億ドル相当(約3.3兆円)の仮想通貨をステーキングしていることが分かった。

このステーキング量は、コインベースが提供しているステーキングサービスとは別枠で保有されている数量。コインベース・クラウドは、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)など25種類以上のステーキングに対応しているという。

ステーキングとは

一定量の仮想通貨を、所定の期間預け入れることで、報酬が得られる仕組み。プルーフ・オブ・ステーキング(PoS)系のコンセンサスアルゴリズムを採用している銘柄で行うことができる。

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コインベース・クラウドは、仮想通貨の経済圏を構築している人や、これから構築しようとしている人をサポートしている。取り組みの一環として、開発者が仮想通貨のトレードや保有、ブロックチェーンデータ、ステーキングのような機能にアクセスできるプラットフォームを提供。今回明らかになったステーキング量は、コインベース・クラウドのプラットフォームで保有されている分だ。

Bison Trailsの買収

コインベースは今年1月、ブロックチェーンのインフラ企業「Bison Trails」を買収。コインベース・クラウドの構成メンバーやプラットフォームの基盤は、Bison Trailsが提供している。

昨年コインベースが運営する「コインベースカストディ」が、DOTのステーキングサービスを開始した際も、Bison Trailsのプラットフォームを介して行うと説明された。

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なお、コインベース自体のステーキングサービスが対応しているのはイーサリアムとアルゴランド(ALGO)、コスモス、テゾスの4銘柄のみである。ステーキング報酬から徴収する手数料は25%。一方、コインベース・クラウドは主に8%で、ブロックチェーンによっては手数料をとらない場合もあるという。

また、コインベース・クラウドのステーキングはコインベースとは違い、ユーザー自身が資産の秘密鍵を管理する「ノンカストディアル」であることも特徴だ。

今後についてコインベース・クラウドは、あらゆる開発者が仮想通貨のネットワークにアクセスする未来を目指し、ツールやプラットフォームを提供していきたいと説明。「我々のミッションは革新者をサポートし、Web3.0(分散型ウェブ)の革命を加速させることだ」と述べている。

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