はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ゴールドマン・サックス、トップページで仮想通貨やメタバースを特集

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

経済を変えるメガトレンド

米大手投資銀行ゴールドマン・サックスは公式サイトで、暗号資産(仮想通貨)を含む「デジタライゼーション(Digitalization)」に関するインサイトを宣伝していることが判明した。トップページの一面には、「暗号通貨やメタバースについて、経済を変えるメガトレンドを探求する」とあり、専用ページへ案内している。

Goldman sachs 20220325

出典元:Goldman Sachs

デジタライゼーションの項目は、コモディティ、中国、COVID-19など24種類のトピックについて、ゴールドマン・サックスのインサイト(洞察)を集約している「Explore by Topic」の一つだ。

デジタライゼーションのページへ遷移すると、「WEB3とメタバース」カテゴリーがトップにあり、同行が公開している記事やレポートが集約されている。直近の記事は、「次の技術戦場:オンラインゲーミングとメタバース(3月12日)」、「Web3.0の未来像:メタバース編(21年12月)」がある。ページ下部を見ると、ヨーロッパのデジタル経済、ブロックチェーンと分散型ウェブ、といったサブカテゴリ―が並んでいる。

関連:米大手銀初、ゴールドマン・サックスがビットコインデリバティブのOTC取引を実施

富裕層による仮想通貨投資需要の高まり

これまでゴールドマン・サックスは仮想通貨に慎重な見方を示してきた。21年6月のレポートでは、「ビットコインを長期的な価値の保存手段、投資の分散化に適した資産としてもみなしていない」と説明。依然として仮想通貨を投資家に勧めない姿勢を示していた。

関連:ゴールドマン・サックスがビットコインなどを顧客に勧めない理由 最新レポート

しかし、同行は過去数か月間に関連商品の取り扱いを次々と開始している。21年7月に欧州で取引される仮想通貨ETP(上場取引型金融商品)の清算・決済サービスを提供したことを皮切りに、22年3月にはGalaxy Digitalが提供する仮想通貨イーサリアム(ETH)ファンドや、ビットコイン(BTC)のデリバティブ商品のOTC取引の執行サービスを顧客に提供したことが明らかになっている。

関連米大手銀初、ゴールドマン・サックスがビットコインデリバティブのOTC取引を実施

背景には、富裕層による仮想通貨への投資需要の高まりがあるようだ。昨年7月にゴールドマン・サックスは、同社サービスを利用するファミリーオフィスのおよそ半数が仮想通貨へのエクスポージャーを求めていることを明かしていた。

3月24日付けのThe Block報道によると、同行が172の顧客を対象にしたアンケートの結果、全体の60%が今後1~2年に仮想通貨保有量を増やす意向を示している。ゴールドマン・サックスのデジタルアセット部門の代表を務めるMatthew McDermott氏は3月初め、ヘッジファンドからアセット・マネジャー、マクロファンド、銀行、企業財務、保険基金、年金基金までの幅広い層において、ビットコインの需要が見込まれているとの見解を示していた。

ファミリーオフィスとは

ファミリーオフィスは、資産家一族の資産管理を担う運用会社です。アセットマネージャーや弁護士、会計士、税理士などによる専属チームで組織され、資産運用のほか、子どもや孫の教育、事業承継まで、幅広いサービスを手がけている。(参考:三井住友DSアセットマネジメント)

関連:ビットコインに広範な需要、ゴールドマンサックス幹部が言及

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧