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米大手銀初、ゴールドマン・サックスがビットコインデリバティブのOTC取引を実施

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン関連のOTC取引を実施

米金融大手ゴールドマン・サックスは、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のデリバティブ商品のOTC取引を行ったことが分かった。

今回の取引は、デジタル資産関連サービスを提供するGalaxy Digitalと実施。取引したのは現金決済の「Non-Deliverable Option(NDO)」というデリバティブ商品である。米大手銀行が仮想通貨のOTC取引を行ったのは初の事例と説明されており、ゴールドマン・サックスは仮想通貨事業への参入を着実に進めている模様だ。

NDOとは

権利行使日時に当該資産の受け渡しは行わず、権利行使価格と実勢価格との差額を清算するオプション取引のこと。(参考:SBI FXTRADE)

▶️仮想通貨用語集

OTC取引とは、取引所を介さずに一対一で行う相対取引を指す。「OTC」は「Over The Counter」の略。仮想通貨に限らず他の資産でも行われる取引方法で、売買する当事者間で数量・価格・決済方法が決められる。

今回のOTC取引の実施は、Galaxy Digitalが21日に発表。同社は機関投資家や企業向けにブロックチェーンや仮想通貨に関する金融サービスを提供している。今回の発表に際し同社は、ゴールドマン・サックスとのOTC取引は、デジタル資産の成熟と金融機関からの需要の高まりを示していると説明した。

関連:米Galaxy Digital、ソラナ投資信託を発表

ゴールドマン・サックスのデジタル資産部門でアジア太平洋地域のトップを務めるMax Minton氏は、以下のようにコメントを寄せている。

 

初めてとなる現金決済の仮想通貨オプション取引をGalaxy Digitalと実施できて嬉しい。

 

今回の取引は、我々のデジタル資産事業やデジタル資産の発展において、重要な進展である。

また、Galaxy Digitalの幹部Damien Vanderwilt氏は、以下のように述べた。

 

我々をゴールドマン・サックスが信頼してくれたことは、当社の技術や能力が企業の需要を満たしていることを示している。

 

ゴールドマン・サックスとの関係を強化できたことは嬉しいが、我々は他の銀行ともデジタル資産のOTC取引を実施していきたい。

ゴールドマン・サックスの仮想通貨事業

仮想通貨領域に参入するにあたり、ゴールドマン・サックスはこれまでもGalaxy Digitalと協業してきた。

昨年6月には、ゴールドマン・サックスが提供するビットコイン先物取引で提携。Galaxy Digitalは、ビットコイン先物取引の「ブロック取引」に当たる流動性プロバイダーになるとした。

関連:ゴールドマン・サックスのビットコイン先物取引、Galaxy Digitalと流動性提携

最近では3月、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類から、Galaxy Digitalが提供するイーサリアム(ETH)のファンドを、ゴールドマン・サックスがクライアントに提供していることが明らかになっている。

ゴールドマン・サックスはGalaxy DigitalのETHファンドの「フィーダー」となり、ファンドにクライアントをつなげると紹介手数料をGalaxy Digitalから受け取るようになっているという。

関連:米ゴールドマン・サックス、イーサリアムファンドを顧客に提供

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