はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

EUの仮想通貨規制法案「MiCA」、次の段階へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

PoW禁止条項は非承認のまま、3者協議へ

欧州連合(EU)経済通貨委員会のStefan Berger氏は25日、EUにおける暗号資産(仮想通貨)の規制枠組みを制定する法案「MiCA」が、次の段階に進むと述べた。PoW禁止条項を非承認としたことについて、反対派から異議は上がらなかった形だ。

経緯

当初、同法案には、「環境的に持続不可能なコンセンサスメカニズム」を基盤とする仮想通貨サービスの提供を禁止する条項が盛り込まれており、PoW(プルーフオブワーク)銘柄を禁止することにつながると懸念されていた。

プルーフオブワーク(PoW)とは

PoWとは、コンピューターで計算(マイニング)を行うことによって、ブロックを新たに承認・生成するコンセンサスアルゴリズムのこと。

▶️仮想通貨用語集

この条項は14日に行われた、EU議会の経済開発委員会における投票で、32の反対票と23賛成票で非承認されている。しかし、Berger氏は24日の段階で、まだ反対派が異議を唱える可能性は残されていると警戒していた。

法案は、次のステップとしてEU議会、委員会、評議会の3者協議にかけられる予定であるが、Berger氏は、「欧州議会議員の10分の1が賛成すれば、この協議に異議を申し立てることができる」と指摘していた格好だ。

今回、Berger氏は、期限までに異議は唱えられなかったため、MiCAは正式に次の段階に進むことができると報告した。

Berger氏は、次のようにツイートしている。

グッドニュース!異議は唱えられなかった。これからは、「#PoW禁止令は出さない」という立場で3者協議に臨みたいと思う。

報告書では、MiCAと「持続的な金融のためのEUタクソノミー」を連携させることを提案した。私は、この提案が委員会および評議会で承認されるだろうと楽観視している。

「EUタクソノミー」は、EUが定めた環境に配慮した経済活動を認定する基準だ。2025年1月までに、仮想通貨マイニングから生じる二酸化炭素を削減する内容が含まれている。

マネロン防止関連の決議も開催予定

コインデスクの報道によると、欧州議会は、仮想通貨関連の議決を、来週にも行う可能性が高い。

この議決では、自己管理型デジタルウォレットへの仮想通貨送金について、少額のものについてもマネーロンダリング防止規則による監視対象とする意向であるという。

また、仮想通貨サービス事業者に対して、マネロンや犯罪のリスクが高い送金の実行や仲介を控えるよう指示することも示唆されている。仮にこの指示が承認されれば、タックスヘイブンとみなされる地域や、トルコ、ロシアなどへの送金が難しくなる可能性もあるとみられている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/09 月曜日
18:00
ポイ活で始める仮想通貨投資|PayPay・楽天など対応サービス5選比較
現金不要で仮想通貨投資を始められるポイント投資を徹底解説。PayPay・楽天・Vポイント・Ponta・メルカリの5サービスを比較し、それぞれの特徴、メリット、おすすめの人を具体的に紹介します。
17:25
高市政権が衆院選圧勝、政策推進本格化で仮想通貨の税制改革・金商法移行の期待高まる
高市政権の衆院選圧勝を受け、仮想通貨業界では税制改革や金商法移行、積極財政の影響に注目が集まっている。政策推進力の高まりと高市首相の慎重な制度姿勢を整理する。
15:17
キャシー・ウッドCEO、「ビットコインは3つの革命」強気姿勢を示す
アーク・インベストのキャシー・ウッドCEOは、今回の弱気市場こそビットコインの絶好の投資機会となると主張する。金との相関性、ビットコインの3つの革命的価値、量子コンピュータリスクへ言及し、その強気の理由を解説した。
14:12
トム・リー氏のビットマイン、66億円相当のイーサリアムを追加購入
トム・リー氏率いるビットマインが約2万ETH(約66億円相当)を追加購入。イーサリアム価格が変動する中、同社は400万ETH超(約1兆2,560億円相当)を保有。「イーサリアムは金融の未来」と長期投資姿勢を堅持。
13:00
アステリア株式会社、次世代カンファレンス「MoneyX 2026」のタイトルスポンサーに決定
アステリア株式会社が、2026年2月27日開催の次世代金融カンファレンス「MoneyX」のタイトルスポンサーに決定。ステーブルコインを軸に「通貨の進化と社会実装」をテーマに、ザ・プリンスパークタワー東京で開催される。
12:40
Startale Group、次世代カンファレンス「MoneyX 2026」のプラチナスポンサーに決定
Startale Groupが、2026年2月27日開催の次世代金融カンファレンス「MoneyX」のプラチナスポンサーに決定。ステーブルコインを軸に通貨の進化と社会実装をテーマに、産官学のリーダーが議論を展開する。
11:58
アーサー・ヘイズがハイパーリキッドの高パフォーマンスに賭け 
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、ハイパーリキッド(HYPE)の2026年7月末までの高パフォーマンスを予想した。今年に入ってからHYPEを改めて購入している。
09:40
ヴィタリック氏、「アルゴリズム型ステーブルコインこそ真のDeFi」
イーサリアム創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、アルゴリズム型ステーブルコインこそが真のDeFiだと主張。USDCをAaveに預けるサービスは「真のDeFiではない」と明言し、2つの基準を提示した。
09:28
トレンドリサーチ、2100億円相当のイーサリアム損切り完了か
トレンドリサーチが仮想通貨イーサリアムを大量にバイナンスに送金し売却した可能性がある。市場下落による担保清算圧力が背景とみられる。関係者は長期的な強気姿勢を表明した。
08:18
キヨサキ氏、ビットコイン購入時期めぐる批判に反論
『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏がビットコイン購入履歴の矛盾を指摘され反論。「6000ドルで購入停止」発言と直近の「購入中」投稿の矛盾が浮き彫りに。
02/08 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルのルクセンブルクでの認可取得やソラナの26年目標価格引き下げなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|K33のビットコイン相場分析やクラビアの全ビットコイン売却に高い関心
今週は、東証グロース上場クラビア株式会社の全ビットコイン売却、仮想通貨調査会社K33の相場分析、ブータン王国のビットコインの売却可能性に関する記事が関心を集めた。
02/07 土曜日
14:02
ロシア最大手銀スベルバンク、仮想通貨担保ローンの本格展開へ
ロシア最大手銀行スベルバンクが仮想通貨担保ローンの本格展開に向けて準備を進めている。企業顧客からの強い関心を受けて中央銀行と規制整備に取り組む方針だ。
13:10
ビットコイン現物ETFの取引高、市場急落の中1.5兆円超えに 過去最高を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が日次取引高で過去最高を記録した。ビットコイン価格下落の中、一週間で1080億円が純流出している。
11:35
トランプ政権、ステーブルコイン利回り問題で銀行・仮想通貨業界の協議を11日に再開予定か
米ホワイトハウスは11日、仮想通貨市場構造法案をめぐるステーブルコイン利回り問題について、銀行業界と仮想通貨業界の協議を再開する予定だ。今回は銀行代表も直接参加し、数カ月にわたる対立の解消を目指す。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧