CoinPostで今最も読まれています

バイナンスのCZ氏、テラチームの対応に異例の苦言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CZ氏、テラチームに苦言

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng Zhao(CZ)CEOは14日、ステーブルコインTerraUSD(UST)と、その関連トークンであるテラ(LUNA)の暴落について、テラのチームに苦言を呈した。

CZ氏は、LUNAとUSTの取引停止を決定した理由について、次のように述べている。(なお、現在は一部再開)

テラプロトコルの設計に欠陥があったため、膨大な量の新しいLUNAトークンが鋳造された。バリデーター達はネットワーク全体を停止、その結果、どの取引所でもLUNAの入出金が不可能になった。

一部のユーザーは、取引所の外で新たに大量のLUNAが鋳造されたことや、入金が再開された途端に価格がさらに暴落する可能性が高いことも理解せず、再びLUNAを購入し始めた。これには大きなリスクがあるため、取引を停止した。

ユーザー保護の観点から、取引停止に踏み切ったという。バイナンスは13日、LUNAの入出金、スワップ取引、LUNA/BUSD、UST/BUSDやその他の取引を一時停止すると報告していた。

関連テラ(LUNA)・UST問題をHashHub平野CEOが解説、ビットコイン急落の背景は|CONNECTV・動画解説

さらにCZ氏は、「バイナンスは常に中立的であろうと務めていて、他のプロジェクトについて発言することは控えている」と前置きしつつ、テラチームの対応に対して異例の苦言を呈した。

今回のUST/LUNA暴落について、「テラチームの対応を、非常に残念に思っている」という。

テラチームに、「ネットワークの復旧、余分に鋳造されたLUNAのバーン(焼却)、USTペッグの回復を依頼した」が「これまでのところ、チームからの反応は乏しい」と続けた。これからも状況を24時間体制で監視し続けると締めくくっている。

一部取引ペアや入出金を再開

なお、その後バイナンスは、LUNA/BUSD、UST/BUSDの取引ペアと、LUNAとUSTの入出金を、日本時間13日23:00より再開すると発表した。

CZ氏は、これに関連して「ミーティングを行い、事態に改善が見られた」として、次のようにツイートしている。

テラ(LUNA)のブロックチェーンは再開した。もう過度な鋳造が行われることはない。

入出金や取引も再開する。取引再開は、現在トークンを持っているユーザーにとって重要だ。

その上で、「ただ取引が再開されたという理由だけでトークンを購入してはいけない」と強く警告している。バイナンスの公式アナウンスも、再開にあたって「取引前に、USTとLUNAのファンダメンタルズについて調査」することをユーザーに推奨している形だ。

LUNA大口投資家のコメント

大手仮想通貨ヘッジファンドThree Arrows Capitalの共同創業者Su Zhu氏も13日、今回の暴落についてコメントした。「プロトコルへの攻撃やそれに続くディペッグを事前に指摘する者もいた。急成長するエコシステムはもっとゆっくりと安全に動くべきだった」という。

Zhu氏は、テラのエコシステムを支援しており、3日にその利回り生成プロトコルAnchorの利用を促すツイートを行っていた経緯がある。Zhu氏は、この発言について「もっと慎重になるべきだった」と謝罪し、事態を改善するため支援を行うつもりだとした。

ステーブルコインとは

ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値($1)を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

▶️仮想通貨用語集

『超早割』終了まで
0
0時間
0
0
さらに!! CoinPost読者限定割引コード提供中!
クリックしてコードをコピー
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/24 金曜日
17:59
コインチェック IEO「BRIL」が注目される3つの理由
暗号資産(仮想通貨)のコインチェックIEO第3弾として注目されるブリリアンクリプトトークン(BRIL)。投資家が期待する3つの理由について、過去の国内IEOとの比較や親会社コロプラの強み、需給面やロードマップなどから期待度を解説した。
17:49
深刻化する仮想通貨の盗難被害を専門家が分析、リスクと対策を解説|KEKKAI共同企画
仮想通貨投資家のGrypto氏がマルウェア被害でデジタルウォレットの資金を抜かれ大きな損失を被った事例が発生しました。さらなるハッキング被害を抑止するため、Web3セキュリティアプリ開発KEKKAIとCoinPostの共同企画で、ハッキングの手法や対策について解説します。
17:40
Omakase、野村ホールディングスから資金調達でWeb3インフラ強化へ
Kudasaiの関連会社Omakaseが、野村ホールディングスからの出資を受け、Web3インフラ・エンジニアリング需要に対応する体制を強化。Avalanche、Eigenlayerなどのノード運営で400億円相当の暗号資産(仮想通貨)の委託を受けており、将来的なステーキング事業の開発も目指す。
14:53
トヨタのサブスク「KINTO」がNFTを用いた安全運転証明の実証実験を開始へ
KINTOは2024年6月から、NFTを用いた安全運転証明の実証実験を開始。トヨタ自動車株式会社のコネクティッドサービス「T-Connect」と連携。安全運転ドライバーの評価証明をSBTとして付与、将来的にリーズナブルな各種モビリティサービス提供につなげる狙い。
13:00
仮想通貨コミュニティのトレンドから見る韓国市場=レポート
韓国のWeb3戦略コンサル企業「DeSpread」は、同国の仮想通貨市場の特性をまとめたレポートを発表。仮想通貨に対するコミュニティの強い関心に支えられ、世界市場で存在感を増していることが明らかになった。
12:16
イーサリアムETFが米国初承認、PMIインフレ懸念で仮想通貨相場は乱高下
暗号資産(仮想通貨)市場ではイーサリアム現物ETFの歴史的なSEC初承認を巡り、期待先行で高騰していたETHが乱高下した。米PMI発表時のインフレ懸念で米株指数が急落したほか、MEV会社Symbolic Capital Partnersの大量売りが影響を及ぼしたと見る向きも。
11:15
米シンシア・ルミス上院議員「仮想通貨推進軍」結成を宣言
米国のシンシア・ルミス上院議員は、議会に「仮想通貨推進軍」を構築すると発言した。これはトランプ前大統領の声明にも呼応するものだ。
10:50
JPYCら3社、ステーブルコインの共同検討開始
国内ステーブルコインの利用拡大を目指し、JPYC・北國銀行・Digital Platformerが共同検討を開始。協業の背景や今後の計画が明らかになった。
09:50
米下院、CBDCによる監視国家に反対する法案を可決
米下院は、中央銀行デジタル通貨による国民監視に反対する法案を216対192で可決した。共和党と民主党で票が分かれている。
08:15
「STEPN GO」、STEPN運営FSLが続編を発表
フィットネスアプリSTEPNにソーシャル機能を追加した新たなソーシャルライフスタイルアプリSTEPN GOが発表された。アプリの特徴や今後の予定が明らかになっている。
07:45
グレースケール、StacksとNearの仮想通貨投資信託を提供開始
グレースケールは、投資信託から様々な銘柄を機関投資家に提供するで流動性を高めて今後ETF(上場投資信託)への転換の基礎を確立していく。
06:15
イーサリアム現物ETF、米SECが承認 ブラックロックなど8銘柄
米SECは24日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの現物ETFの上場申請を初めて承認した。
06:10
米SECがイーサリアム現物ETF発行企業と対話開始、S-1フォームめぐり
Galaxy Digitalのレポートによると、仮に承認されれば、7月か8月に取引所に上場され取引を開始する可能性が高い。
05:30
コインベース、仮想通貨XRPの取扱いをニューヨーク州で再開
2023年7月に裁判におけるRipple Labsの部分的勝利を受けニューヨーク州を除く他の州でXRP-USD・XRP-USDT ・XRP-EURの3通貨ペアで取り扱いを再開した経緯がある。今回は、これまで対応できなかったニューヨーク州での再開を実現した格好だ。
05/23 木曜日
14:45
ブリリアンクリプト、Coincheckで「つるはしNFT」のINOを29日から開催
BrilliantcryptoがCoincheck INOでつるはしNFTの販売を開始へ。IEO参加者には優先購入権が付与されるなど、販売詳細が明らかに。暗号資産(仮想通貨)交換業者を通じて、新たなブロックチェーン資産にアクセスする機会。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア