デジタル化を推進
中央アフリカ共和国(CAR)は2日、デジタル化の次なる段階として同国の鉱物資源をトークン化する計画が明らかになった。フォースタン・アーシャンジュ・トゥアデラ大統領がSNSにその内容を投稿した。
The next step for us, the Central African Republic is the democratization & tokenization of resources, a new chapter with tremendous possibilities.
— Faustin-Archange Touadéra (@FA_Touadera) June 2, 2022
This #vision & strategy will open unique #opportunities for #investors #worldwide. #CAR #RCA pic.twitter.com/v7mzlsUeTw
大統領のプレスリリースによると、CAR政府は同国でローンチされた仮想通貨・デジタル資産プロジェクトによる鉱物資源のトークン化を推進する。
鉱物資源のトークン化は同政府が5月に発表した同国の仮想通貨イニシアチブ「サンゴ・プロジェクト」(Sango Project)の一環だ。サンゴ・プロジェクトは同国の国民議会によって創設されたもので、仮想通貨ハブになることが構想されている。当時は仮想通貨プロジェクトに関しては同国で産出される金、ダイヤモンド、コバルト、ニッケルやウラニウムなどの天然資源へのアクセスを政府が支援するとのことも明らかになっていた。
CARは4月にエルサルバドルに次いで、世界で2番目にビットコイン(BTC)を法定通貨として承認した国となった経緯がある。