WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米クルーソー社、廃ガスでの仮想通貨マイニングを中東に拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

オマーンとアラブ首長国連邦のファンドが出資

廃ガスのエネルギーをAIや暗号資産(仮想通貨)マイニング等に利用するソリューションを提供する米クルーソー・エナジー・システムズ(以下、クルーソー)は1日、中東地域で事業を拡大していくことを発表した。

具体的には、オマーンの政府系ファンドであるオマーン投資庁(OIA)とアラブ首長国連邦(UAE)アブダビの政府系ファンド、ムバダラ投資カンパニーから出資を受けた格好だ。

この出資は、クルーソーの、約460億円(3億5,000万ドル)のシリーズCラウンドへ参加する形で行われた。このラウンドはG2 Venture Partnersが主導しており、オマーンとUAEのファンドがどの程度出資したのかは明かされていない。

クルーソーは、フレアガス軽減システムにより、中東・北アフリカ(MENA)地域で初のフレアガスを用いたビットコイン(BTC)マイニング業者として確立される見込みだ。

フレアガスとは

油田などでガソリンや軽油を精製する際に発生する余剰のガスで、通常焼却処分(フレア)されている。

▶️仮想通貨用語集

クルーソーによると、フレアガスをただ燃焼し続ける場合と、そのエネルギーをデータセンターに活用する場合を比較すると、メタンガスを98%、CO2eを63%、一酸化炭素を95%削減できるという。

米テキサス州についても、Ted Cruz上院議員らがフレアガスを活用した仮想通貨マイニングについて提案を行っていたところだ。

関連:米上院議員が語る「ビットコインマイニングが炭素削減に貢献できる理由」

中東でフレアガス排出を削減へ

クルーソーによると、2020年時点で世界のフレアリング(フレアガス焼却)は、中東・北アフリカ(MENA)地域が38%以上を占めているという。

米国でフレアガスの排出量を削減してきた実績のあるクルーソーは、このMENA地域でも「フレアリングによる廃棄物を減らし、エネルギー供給会社による環境への影響を軽減することができる」としている。

オマーン投資庁(OIA)の技術投資担当シニア・マネージャーであるIsmail Al-Harthi氏は、次のようにコメントした。

クルーソーの提供するデジタル・フレア軽減技術は、オマーンのエネルギー生産業の環境パフォーマンスを向上させる絶好の機会を提供してくれる。

天然ガスのフレアリングを、革新的な方法で利用することで、オマーン経済の継続的な多様化実現にもつながる。

また、ムバダラ投資カンパニーのベンチャー&グロース部門責任者であるIbrahim Ajami氏は、クルーソーへの出資の意義について、次のように説明している。

クルーソーは、エネルギーとテクノロジー市場の架け橋となる革新の最前線に立っている。クルーソーの技術は、エネルギー生産時に無駄になってしまうエネルギーを回収し、クラウドコンピューティングのコストを削減するものだ。

これは、クリーンエネルギーソリューションやデータ産業に対する世界的な需要が高まっている現在の世界において重要なことである。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/28 水曜日
10:20
ソラナウォレット『Solflare』、ステーキング事業者のセキュリティ事故で報酬生成停止
仮想通貨ソラナの主要ウォレットのソルフレアは28日、ステーキング事業者のセキュリティ事故でバリデータの報酬が停止したと発表した。利用者のSOLに被害はないとし、ステーキング中のSOLは新バリデータへの移行が必要になる。
09:45
ギャラクシーデジタル、7~9月期は510億円の黒字 前四半期の赤字から転換
米ギャラクシーデジタルが7~9月期決算を発表。純利益は3億2,300万ドルで前四半期の赤字から黒字転換した。投資の評価益に加え、データセンター事業の利益も拡大した。
09:40
アーサー・ヘイズ、AI計算資源の先物設計図を公開 FLOPで算出する価格が基準
アーサー・ヘイズ氏が、AIの計算資源を対象とする先物と無期限先物の設計図を公開した。同氏主導の仮想通貨FLOPのネットワークで算出する価格を基準とし、証拠金と損益をドル建てとする仕様案だ。
08:22
ジーキャッシュ共同創設者、ブロック報酬の配分方法で新提案
仮想通貨ジーキャッシュの共同創設者は、ブロック報酬の8%のコミュニティ向け助成金(ZCG)への配分を終了することを提案。提案の背景などを説明した。
07:55
米ヴァンエック、ビットコイン2%組み入れの複数資産ETFを提供開始
米資産運用会社ヴァンエックが27日、株式や債券、実物資産にビットコインを組み合わせたアクティブ運用型ETFを立ち上げた。ビットコインの目標配分は2%で、上場投資商品(ETP)を通じて投資する。
07:20
米CFTC、ポリマーケットを再調査 米国ユーザー排除の遵守を疑問視か
米CFTCが、仮予測市場ポリマーケットが2022年の和解で約束した米国ユーザーの排除を守っているか、再び調べていることが分かった。所在地の判定の仕組みや米国での広告活動も対象となっている。
07:05
資産運用大手ジャナス、ナスダック100連動ファンドをトークン化で発行
英資産運用大手Janus HendersonとRWAプロトコルCentrifugeが27日、ナスダック100指数に連動するトークン化ファンド「JQQQ」を発行した。ステラ上のみで発行され、ファンドの持ち分を担保に使える可能性があるという。
06:35
米財務長官「米中技術競争で仮想通貨がドルの優位性を強化」=報道
ベッセント米財務長官は27日、リップル主催のSwellでデジタル資産(クリプト)がドルの優位を強化するとの考えを示した。米中の技術競争やステーブルコインの普及を根拠に挙げている。
05:55
米ロビンフッドの仮想通貨取引収益が前年比55%減、予測市場収益は6倍超に
米ロビンフッドの第3四半期の仮想通貨売上高は前四半期比20%増の1億2,000万ドルだった。ロビンフッド・チェーンの寄与を除いた仮想通貨取引の売上高は6%減で、仮想通貨売上高は前年同期比では55%減となった。
05:40
米BNY、XRPの保管に対応開始 リップルと貿易金融トークン化を進める方針
リップルと米金融大手BNYは27日、協業の拡大を発表した。BNYの機関投資家向けデジタル資産保管サービスが仮想通貨XRPとステーブルコインRLUSDの保管に対応し、両社は貿易金融のトークン化も進める方針だ。
10/27 火曜日
21:50
マイクロソフトやIBMなど計26社が株式トークン化に反対、OKXとICEの計画めぐり
仮想通貨取引所OKXとICEの合弁会社OKXICEが計画する株式のトークン化取引に、IBMなど4社が新たに異議を申し立てた。反対した企業は計26社となった。異議が出た銘柄はOKXICEでは取り扱えなくなる。
19:40
自民ブロックチェーン推進議連、米国視察を報告 DeFiや予測市場を議論
自民党ブロックチェーン推進議連が第37回会合で、8月の米国視察を報告した。SEC・CFTCなど米当局の姿勢や予測市場の扱いを共有し、JBAはDeFiの法的位置づけや仮想通貨の「電子的財産権」明確化を提言した。金融庁の検討状況も紹介。
16:30
ギャラクシーデジタル、「ビットコインに好ましい状況」と強気見解
米ギャラクシーのリサーチ責任者が、ビットコインは底を打ち蓄積の好機だとの独自見解を披露した。一方で、50週線割れなど強気な見方が変わる条件も示した。
16:00
米CFTC、仮想通貨取引所の任意登録を推進
米CFTCのセリグ委員長が26日、仮想通貨取引所が任意で連邦登録できる制度の整備を進めているとXで明らかにした。議会が停滞する中、デリバティブ市場に近い保護を取引所にも広げる狙いだ。28日にはAI取引の初フォーラムも開く。
13:55
BNBスタンダード、世界最大のBNB財務企業としてナスダックでオープニングベル
BNBトレジャリー企業のBNBスタンダード(BNC)がナスダックでオープニングベルを鳴らした。社名変更と新CEO就任を記念した式典にはバイナンス創業者のCZ氏も登壇し、BNBチェーンの成長を振り返った。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧