ネットワーク一時停止
コスモス(ATOM)基盤のブロックチェーン及び分散型取引所(DEX)であるOsmosisは8日、脆弱性の悪用を受け、6.7億円(500万ドル)の資産が流出したことを発表した。現在ネットワークは停止中だ。
脆弱性が発覚したのは8日で、Osmosisのバリデータはその後ブロック番号#4713064でネットワークを停止し、開発チームがバグの修正を実施した。バグは資金プールに関連するもので、具体的な報告は調査結果次第改めて伝えるとしている。
Osmosisが9日に投稿した最新情報によると、脆弱性を利用したのは4名のユーザーでそのうちの2名は返金する意思を示しており、残りの2名は他の取引所に入金したという。
Update:
— Osmosis 🧪 (@osmosiszone) June 8, 2022
– 4 individuals have been identified that account for 95%+ of realized exploit amount.
– 2 out of the 4 individuals has proactively expressed intent to return the exploited amount in full.
OsmosisのDEXは自動マーケットメーカー(AMM)であり、超流動的ステーキングやクロスチェーンサービスを提供している。
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