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ビットコイン取引高が市場の足枷に、仮想通貨トレンド変化には厳しい現実も|マーケットレポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
BTC価格は、70万円台前半を推移。ビットコイン取引高が市場における価格上昇の足枷となっている現状を露呈している。ビットコイン(BTC)だけでなく、イーサリアム(ETH)も日間取引量が31%減少、仮想通貨市場の取引量が全体的に下落していることが明らかに。

仮想通貨市場

仮想通貨市場、特にBTCの市場価格は、6月30日以降上向きになりつつあるものの、チャートを長期に変更すると依然として低価格帯で停滞し続けていることがわかります。

出典:TradingView

価格上昇の足かせとなっている要因の1つは、ビットコイン価格上昇に伴わないBTCの取引高と、トランザクション数の状況です。

ビットコインの取引高とトランザクション数の減少は、今に始まったわけではなく、トランザクション数の減少はビットコイン価格が停滞し始めた今年2月以降に低調な推移が続いており、法定通貨USD(米ドル)の取引高は、継続した右肩下がりの状況が続いています。

出典:blockchain.com

出典:Blockchain.com

Bloomburgの記事によると、ビットコインが急落した年初から2月にかけて下落した取引件数(トランザクション数)は、2月5日の安値から約50%回復した3月5日でも低調なまま推移、取引件数が伴わないまま価格だけが上昇していることが指摘されています。

当時、その傾向について、ビットコイン市場の強気派に「悪いニュース」だとした上で、取引量は価格の方向性を示唆するとの分析もありました。

結果として、それ以降も取引件数や取引高の回復は見られぬまま、中・長期的な弱気トレンドに突入したビットコイン相場はさらなる下落を伴い、現在では70万円台の年初来安値付近の価格帯に沈んでいます。

現在でも取引高の減少が続く

CCNによると、7月7日時点で、過去24時間におけるビットコイン(BTC)の日間取引高は、46億ドル(約5,080億円)から、39億ドル(約4310億円)と15%減少したと記述されました。

さらに、イーサリアム(ETH)も日間取引量が31%減少し、仮想通貨市場の取引量が全体的に下落していることが明らかになっています。

6月下旬には、ビットコインの価格は、年初来安値付近となる6,000ドル(約66万円)付近を彷徨っており、その後も低調な取引量が続き、大きな上昇や下落を記録することなく低迷している様子が伺えます。

取引高は、最も市場に活気があった昨年12月と比較すると、70%ほど低い数値となり、取引量の減衰が”流動性低下の足枷”となり、未だ弱気市場から脱退できずにいるのが現状だと言えるでしょう。

しかしCCNは、このような取引量が萎んだ弱気相場の時期でも、ビットコインの上場投資信託(ETF)の承認や、アメリカ証券取引委員会(SEC)がトークンやブロックチェーンプロジェクトへの寛容な姿勢を表明するなどのビッグニュースが、「強気相場への転換点」となり得ると記述しています。

その一方でCCNは、例え仮想通貨やブロックチェーン産業分野における”ビッグニュース”があったとしても、2017年の11月や12月水準まで市場が回復するには、最低でも4〜5ヶ月は要するだろうと冷静に分析しており、中・長期に渡るトレンド転換が期待される中で、短期的には大幅回復する可能性が低いことを示唆しています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

株式市場は、トランプ大統領が予告していた追加関税発動の「Xデー」を7/6(金)に通過したことで悪材料出尽くしとなり、週明けも買い戻し先行のリバウンド相場に。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も、株式市場が下げ止まり、日経平均株価が一段高を見せたことでほぼ全面高に。

イーサリアム(ETH)を使用したブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」をAndroid版とブラウザ版でリリースしている、セレス(3698)が連日の大幅下落から反発を見せて4.65%高と続伸したほか、ULSグループ(3798)が3.13%高、メタップス(6172)が3.11%高となりました。

ただし、仮想通貨市場の方向感が定まっていないこと、依然として地政学リスクも燻っていることで”自律反発”の範疇と言え、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は様子見基調です。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

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