はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Yuga Labs、メタバース「Otherside」の参加型テストを実施

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

数千人がOthersideのテストに参加

BAYCなど人気のNFTコレクションを手掛ける制作スタジオYuga Labsは6日、メタバースプロジェクト「Otherside」の最初のロード(負荷)テストを行った。

Othersideは、複数の人気NFTの世界をつなぐオープンワールドゲーム。3月に公開されたデモ動画には「Mutant Apes」「CryptoPunks」「Meebits」といった人気NFTのキャラクターが確認されたことでも注目を集めた。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

▶️仮想通貨用語集

Othersideでは、プレイヤーが保有しているNFTをゲーム内で動かせるキャラクターにすることができる。今回のゲームテストは、約25分行われ、多数のプレイヤーが参加した。

ゲームの公式アカウントによると、参加者は、Otherdeed(ゲーム内の土地)の所有権を確認するために、ガス代(手数料)が発生しない署名を行ってからテスト空間に入った。テストは9日にも行われる予定だという。

Othersideの仮想土地

5月に行われたOtherside内仮想土地のセールでは、3時間以内に合計55,000個の土地が完売し、売上は約410億円以上に達した。

関連BAYCのメタバース「Otherside」、NFT売上400億円以上を記録

公式サイトによると、Othersideの世界には「銀河系と群島」が混在しており、土地は「バイオジェニック・スワンプ」「ケミカル・グー」「レインボー・アトモス」「コズミック・ドリーム」「インフィニット・エクスパンス」という5つの地層の上に築かれている。各土地には、独自の環境、堆積物、宝物などが用意されているという。Othersideの土地には、Kodaという宇宙人のキャラクターも登場することがある。

テスト参加者の感想

テスト参加者のアカウントは、次々とソーシャルメディアでゲーム体験をシェアした。参加者の感想はおおむね好意的なものだった。Yuga Labsは、参加者の意見をゲームの最終バージョンに反映させる予定である。

テストでは、2,000人以上のアバターが、テストのために準備されたと思われるニュートラルな白い空間を駆け回った。

The Blockによると、20個の仮想土地を所有するAdam Hollander氏は、最初このプラットフォームにログインするのに苦労したという。しかし、何とかログインした後には、ストレステストに「非常に感銘を受けた」と述べている。

「何千人ものプレイヤーが動かす3Dモデルが、リアルタイムでタイムラグなしに走り回っている」とツイートし、ゲームリリースへの期待を表明した格好だ。

NFTコレクターtropoFarmer氏は、テストイベントをTwitchでストリーミング配信。「視覚的なラグも入力のラグもなく、とてもスムーズ。動きはなめらかで楽しい」「1つの空間で2,500人以上のユーザーを同時にサポートできているのはすごい」などと感想を述べている。

今後の予定として、Othersideは16日に「First Trip」という限定ユーザー参加型のデモンストレーションを行う予定だ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/10 木曜日
14:35
仮想通貨取引所のキャンペーン・特典情報【2025年7月最新】
2025年7月更新:主要な暗号資産(仮想通貨)取引所が展開するキャンペーンと特典情報を徹底解説。仮想通貨取引の第一歩は、国内取引所の口座開設。初心者もトレーダーもキャンペーンや特典を駆使して、投資の機会を最大限に活用しましょう。
14:17
日本国内の仮想通貨取引所が急成長、SBIVCの顧客預かり資産が8ヶ月で2.5倍の5000億円に
SBI VCトレードが預かり資産5,000億円突破を発表した。DMM Bitcoinの顧客移管のほか、仮想通貨の価格上昇、トランプ政権期待による新規参入が成長を牽引。わずか8か月で2.5倍の急拡大を実現し、国内暗号資産市場の拡大を象徴する動きとなっている。
14:00
懐疑派ウォーレン議員、トランプ政権批判で仮想通貨市場規制強化案を提案 ガーリングハウスCEOの証言にも注目
米上院のウォーレン議員が仮想通貨市場規制に向けた5つの原則を発表した。証券法の維持、投資家保護、金融システム安定性確保などを重視し、共和党によるイノベーションを重視した指針とは対照的な内容となっている。
13:30
エミレーツ航空が仮想通貨決済導入へ、来年から利用開始予定
エミレーツ航空が取引所クリプトドットコムと提携し、仮想通貨決済システムの統合を発表。来年の導入を目指し、顧客の支払い選択肢を拡大する。
13:00
ビットコイン、長期保有者の割合が74% 15年ぶりの高水準に=ARK Invest
ARK Investが仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートを発表。長期保有者の割合が74%と15年ぶりの高水準を記録したと指摘した。また、ビットコインドミナンスも上昇している。
11:49
ビットコイン過去最高値更新 機関投資家の買いが相次ぐ中、アルトコインの買い戻し進む
ビットコインが史上最高値の111,320ドルを更新。機関投資家による大規模な資金流入が続く中、ETF市場では7月だけで45億ドルが流入。イーサリアムやXRP(リップル)などアルトコイン市場にも上昇の波が波及し、幅広い暗号資産が堅調な回復基調を示している。
11:12
BNBトレジャリー設立、10XキャピタルとYZiが協力し米上場目指す
YZiラボ(元バイナンスラボ)が10Xキャピタルと連携し、BNBトレジャリー会社設立を発表。米取引所での上場を目指し、BNBチェーンエコシステムに焦点を当てた投資機会を提供する。
10:11
米SEC、PENGU現物ETF申請を受理 ミームコインETFに追い風か
米証券取引委員会がカナリーPENGU現物ETF申請を受理。新ルール整備により秋頃に多くの仮想通貨現物ETF承認の見通し。
09:40
ギリシャ、Bybitハッキングで盗まれた仮想通貨の一部を回収 同国初
ギリシャ当局がBybitハッキング事件で盗まれた仮想通貨の一部を回収した。北朝鮮ハッカー集団「ラザルス」が盗んだ資金の追跡でブロックチェーン分析技術を活用している。
09:20
「証券はトークン化しても証券」米SECのパース委員
米SECの仮想通貨タスクフォースを率いるへスター・パース委員は、トークン化された証券は証券に分類されると発表。ブロックチェーン技術の可能性を認めながらも、原資産の性質を変えることはできないと指摘した。
09:00
ビットワイズCIO、証券トークン化が主要仮想通貨銘柄の価格に与える影響を予測 ETH・XRP・SOLなど
ロビンフッドやクラーケンのトークン化株式取引開始を受け、ビットワイズアナリストがETH、SOL、XRP、LINKなど関連仮想通貨への価格影響を分析。ロビンフッドの株価はATHを更新している。
08:35
ビットコイン11万2千ドル突破で史上最高値更新、エヌビディア追い風に上昇|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7月10日、11万2,000ドルを上回り、史上最高値を更新した。来週7月14日の週は「仮想通貨週間」として米下院が3つの主要法案を審議予定。可決されればビットコインに追い風となる可能性がある。
08:00
イーサリアムの買い方|初心者向け取引所比較とリスク・税金まで解説
米国初のビットコインETF承認の影響でBTC価格が過去最高値を更新し、仮想通貨投資による資産運用の注目度が急上昇しています。本記事では初心者向けに高騰するイーサリアム(ETH)の買い方、アルトコイン投資のメリットやデメリット、リスクなどを解説しています。
07:35
米上場シャープリンク、新たに5000ETHを追加購入 保有額850億円超え
ナスダック上場のシャープリンクゲーミングが5000ETH追加購入。総保有額852億円のイーサリアム投資戦略を継続拡大。
07:05
ソラナ対応のトークン化株式「xStocks」、BNBチェーンに拡大へ
仮想通貨取引所クラーケンとBackedは、BNBチェーンと戦略的パートナーシップを締結。ソラナ対応のトークン化株式のxStocksをBNBチェーンに拡大する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧