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スケボー界のレジェンドがメタバース進出、The Sandboxにスケートパーク建設へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トニー・ホーク氏がThe Sandboxに

メタバース系NFT(非代替性トークン)ゲーム「The Sandbox(SAND)」は13日、伝説のプロスケーター、トニー・ホーク氏との提携を発表した。世界最大級のバーチャル・スケートパークをThe Sandbox内に構築するという。

The Sandboxに構築されるバーチャル・スケートパークではトニー・ホークモデルのアイテムを購入したり、ユーザー独自のスケートパークを作るための編集ツールを利用できるようになるようだ。購入したNFTは、メタバース内で3Dボクセルに変換され、ゲームプレイ中に特定のスキルを使用可能になるという。

トニー・ホーク氏は、12年連続世界チャンピオンとなり、最高難易度のトリック「900(空中で水平にスピンする)」を1999年のX Gamesで史上初めて成功させるなど、数々の偉業を成し遂げた人物。54歳となった現在は起業家として活動する他、非営利組織『The Skatepark Project』を通じて公共のスケートパークを設置する慈善活動にも取り組んでいる。

トニー・ホーク氏が監修を手掛けるスケボーゲーム『プロスケーター』シリーズは累計売上が14億ドルに上る。The Sandboxとの新たな取り組みについて同氏は以下のように述べている。

最初のテレビゲームやPCオンラインゲームなど、私はずっと新しい技術のファンでした。そして今はメタバースに魅了されているので、The Sandboxのバーチャルシーンにスケートカルチャーをもたらすことに興奮しています。

関連:メタバース系NFTゲーム「The Sandbox(SAND)」とは|主な特徴と将来性を解説

バーチャル・スケートパークで使用するNFTやゲーム内アバターは、ロサンゼルスのNFTプラットフォーム「Autograph」が制作する。Autographはこれまでタイガー・ウッズやデレク・ジーターのデジタルアイテムを手掛けており、今作では伝説のトリック900を決めた時のトニー・ホーク氏のスケートボード、ギア、ウェアなどを再現する。

The Sandboxの土地の最小単位であるLANDは、ゲームワールド内で96m×96mの広さ。トニー・ホーク氏のバーチャル・スケートパークは、LANDが縦6×横6分の広さとなる。スケートパークのオープン予定日は公表されていない。

The Sandboxは、立方体を組み合わせてつくる3DCGのボクセルアート系ゲームであり、世界的に人気を博す「マインクラフト(Minecraft)」の世界観と似ているが、ブロックチェーン基盤のメタバースとして、バーチャルの土地で収益化したり、アイテムをNFTとして売買できる特徴がある。

ゲームはテスト段階であり機能が段階的に実装されている。7月13日には、全ユーザーが独自のアセット(ゲーム内資産)を作成可能になったことを発表した。今後、独自のゲーム内アセットの販売機能や、LAND上で自身の体験をリリースする機能が搭載される予定だ。

関連:ザ・サンドボックス、全ユーザーのアセットが公開可能に

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