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ザ・サンドボックス、全ユーザーのアセットが公開可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アセットの公開が可能に

メタバース系NFT(非代替性トークン)ゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」は13日、全てのユーザーがアセットを公開できるようになったことを発表した。

これはザ・サンドボックスに登録している全ユーザーが、独自のアセット(ゲーム内資産)を作成できるようになったことを意味するという。公式発表では、作成したアセットをゲーム制作ツール「Game Maker」でテストしたり、自身の体験をGame Makerのギャラリーで共有したりできるようになったと説明している。

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メタバース(Metaverse)とは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。

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ザ・サンドボックスは、LAND(ランド)と呼ばれる仮想土地を所有してゲームや施設を構築・提供したり、NFT化したゲームアイテムを電子市場で販売したりして楽しむことが可能。ザ・サンドボックスのアセットには、アバターが身につける備品、木や建物など幅広い種類がある。ユーザーが「VoxEdit」というツールを使ってアセットを作成し、電子市場で収益化できることが、ザ・サンドボックスの重要な特徴の1つだという。

アセットを公開するには、アカウントを作成し、次にVoxEditをダウンロード。アセットを作成し、電子市場にエクスポートしたら公開が可能だ。

なお、誰でもアセットを作成できるようになったいう今回の発表は、アセットを「発行して販売できるようになった」ことではないと説明。公開されたアセットはNFTではなく、販売できる機能はこれから搭載する予定だとした。

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また、2022年後半には「ユーザーのLAND上で自身の体験をリリースできるようにする」とも説明している。

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ザ・サンドボックスの動向

ザ・サンドボックスは提携先の企業を増やしたりして、現在も発展を続けている。

最近では先月21日、米著名ニュース誌「TIME」が、ザ・サンドボックスと提携し、バーチャル版「タイムズ・スクエア」を構築する計画を発表。TIMEが保有するランドに、ユーザーの召集や芸術、商業のための目的地として、NY市マンハッタン区ミッドタウンにある繁華街・交差点の「タイムズ・スクエア」を再現するという。

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また同日、株式会社Mintoが、ザ・サンドボックスおよび株式会社TSUBASAと協業し、「キャプテン翼Land」のプロデュースを行なうことを発表。ザ・サンドボックスは世界中のアパレル・IP(キャラクター等の知的財産)ブランドと提携しているが、日本発の漫画作品IPブランドとしては、「キャプテン翼」との提携が初の取り組みとなる。

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