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国内大手取引所bitFlyerがIEO事業に参入、株式会社ナナメウエと提携 「YAY」の受託販売目指す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

IEO実施に向け提携

国内暗号資産(仮想通貨)取引所大手のbitFlyerを運営する株式会社 bitFlyerは23日、通話アプリ「Yay!」を手掛ける株式会社ナナメウエとIEO実施に向けた契約を締結した。

bitFlyerとしてもIEOサービスの実施は第一弾となる。

株式会社ナナメウエはグループ通話や同じ趣味を持つユーザー同士で集まれる機能を提供する通話アプリ「Yay!」を提供。同社は独自の仮想通貨YAYの発行と受託販売を目指す。

YAYはナナメウエ社の提供するバーチャルワールド「Yay!」内で利用できる仮想通貨。現在は日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の承認を経ている過程で、bitFlyerでのIEO実施や取引開始時期はまだ確約されていない。

IEOとは

プロジェクトが開発・発行するトークンの資金調達を仮想通貨取引所が支援する仕組み。取引所がトークンの販売業務、多くの場合で上場までサポートする。

▶️仮想通貨用語集

関連:仮想通貨の新たな資金調達法、IEOとは|ICOとの違いやメリットを解説

ナナメウエの動向

株式会社ナナメウエは22年4月、日本国内でのIEO実施に向けて株式会社HashPortとパートナーシップ契約を締結。HashPortの子会社であるHashPaletteは21年7月にコインチェックで国内初のIEOを実施した実績を持つ。

関連:国内IEO第一弾 6分で目標金額の9億円到達

関連:前澤友作氏から資金調達したHashPort代表が明かす、国内初IEOパレット(PLT)の展望【CONNECTV・動画解説】

bitFlyerとの基本合意について、ナナメウエ社の石濵 嵩博 代表取締役は以下のようにコメントした。

国内最大級の暗号資産取引所であるbitFlyerの国内初のIEO実施に向けた契約提携を発表できたことを嬉しく思います。Yay!は、幅広い世代で多種多様なユーザーが日常的に使っており、ありのままの自分をさらけ出して、性別も、年齢も、住む場所も飛びこえ、自分の「好き」を心ゆくまで楽しめるバーチャルワールドです。

今回、bitFlyerとのIEO実施に向けた取り組みにより、今まで以上に多くの投資家が信頼をおきながら新しいチャンスを掴み、そして、Yay!のユーザーの一人ひとりが、自分のコミュニティを作りあげていくプロセスに関れるようになることで、真のサステナブルなバーチャルワールドを実現できると確信しています。

bitFlyerの関 正明 代表取締役は以下のようにコメントした。

bitFlyerは2014年に加納、小宮山が創業して以来、ブロックチェーンが持つ大きな可能性を信じ、お客様に安心・安全に使って頂けるプラットフォームを目指して参りました。また、暗号資産が作るエコシステムの可能性も2015年ごろから探求しており、デリバティブ取引、暗号資産を使った決済などにもいち早く取り組んで参りました。

IEOに関しては、我が国においては既にルールが整備されており、暗号資産取引所のお客様が安心して投資ができる形で、企業がトークン発行による資金調達をできることは意義が大きいことです。

ナナメウエのサービスはバーチャルな世界で多様なユーザーが交流しており、このような世界においてトークンを活用することで新しい経済圏の発展が期待できるものと考えています。今後、bitFlyerはナナメウエと共に、お客様に安心・安全に参加いただける形でのIEOの実施を目指してまいりますのでぜひご期待ください。

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