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double jump.tokyo社、Web3インフラ「DMTP」のシードラウンドに出資 デジタルウォレットアドレスを活用するプラットフォーム

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3コミュニケーションインフラへの出資

double jump.tokyo株式会社は20日、Web3(分散型ウェブ)コミュニケーションインフラ「Decentralized Message Transfer Protocol(DMTP)」に出資したことを発表した。

DMTPは、「Web3のコミュニケーションのインフラを整える」がコンセプトのプラットフォーム。デジタルウォレットのアドレスを活用して、メッセージのやり取りが可能だ。

また、ユーザー同士でのメッセージ送受信に加えて、dApps(分散型アプリ)が、ユーザーに対して通知などを送ることもできる。チャット内で利用できるようスタンプをNFT化した「Chat Sticker NFT」も導入している。

また、メッセージの送受信のアクティビティによって、DMTPで発行される独自トークンが得られる「Communicate to Earn」と呼ばれるシステムも採用されている。

今回double jump.tokyo社(DJT)はDMTPのシードラウンドに対して行われた。

DJT社は投資を決定した背景を「Web3の時代において、メッセージングは間違いなく必要なパーツとなってくると思われます。 DMTPがそれを担ってくれることを期待しています」と説明。執筆時点(20日)では、同社の出資額や詳細な条件などは判明していない。

関連:ブロックチェーンゲーム企業doublejump.tokyo、約30億円の資金調達を発表

dAppsとは

「Decentralized Applications」の略で、日本語では「分散型アプリケーション」と呼ばれる。中央集権的な管理者がいないことが大きな特徴。最も普及しているのがイーサリアムのブロックチェーンで、ゲームや分散型取引所(DEX)などのアプリが開発されている。

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今回の出資について、DMTPの佐々木 亜留共同代表は以下のようにコメントしている。

この度、日本のブロックチェーン領域のリーディングカンパニー、NFT領域のトッププレイヤーの方々からシードラウンドの資金調達を実施できたことを大変嬉しく思います。 DMTPは、シンガポールを拠点としたWeb3プロジェクトです。今回の投資家の皆様は、今後グローバルスケールする上で非常に心強い方々だと確信しています。

Web3という言葉がバズワード化する中で、全世界に普及していくためにはまだまだ基盤が整っていません。コミュニケーションレイヤーという必要不可欠な領域から、今後の世界を支えるために全力で前に進んでいきます。

DJT社の動向

DJT社は、2018年4月に設立。ゲーム開発のほか、ゲーム・NFT(非代替性トークン)サービスの開発支援プラットフォーム「NFT PLUS+」や、Web3領域の事業を行う上で必要な製品を揃えたビジネスツールセット「N Suite」といった企業向けのサービスも展開する国内のブロックチェーン企業だ。

各領域への展開を進めており、22年2月には、バンダイナムコ研究所などが参画するゲーム特化ブロックチェーン「Oasys」プロジェクトにデベロッパーとして参加することを発表していた。

22年3月には日本初のパブリックブロックチェーン「Astar Network(ASTR)」とNFTビジネスを展開することを公表し、4月には、約30億円の資金調達に成功したことを明かした。

また22年7月には、ウォレット「MetaMask」などを手掛けていることなどで知られる、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)関連企業ConsenSysとの提携を公表している。

関連:double jump.tokyo、「MetaMask」開発元ConsenSysと提携

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