はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

丸紅やオリックス銀行、不動産STO事業のブロックチェーン実証実験を後援 常陽銀行らとデジタル証券準備株式会社への出資完了

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

不動産STO領域に着目

国内大手商社の丸紅株式会社は28日、株式会社常陽銀行のCVCファンドおよびオリックス銀行株式会社とともにブロックチェーン企業のデジタル証券準備株式会社への出資完了を発表した。不動産STOなどの提供を目指す。

デジタル証券準備株式会社(DS社)はブロックチェーン技術を活用して、現物不動産をセキュリティトークン化する不動産STO事業を準備中の企業。2020年に設立された。

DS社への出資には丸紅のほか、常陽銀行の出資するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンドのJレイズ投資事業有限責任組合、そしてオリックス銀行が参画した。

STOとは

Security Token Offering(証券トークン・オファリング)の略称。

株や社債など有価証券機能を付与したトークンをブロックチェーン上で発行する資金調達方法。株式や債券などの上場取引、さらにはクラウドファンディングに次ぐ新たな手段として着目されている。

▶️仮想通貨用語集

同社は2021年に設立したシステム子会社のオーナーシップ株式会社(OS社)を通じて、日本政府のサンドボックス制度でのブロックチェーンを活用した電子的取引の実証実験の認定を10月14日に取得。今後1ヶ月以内に検証を開始していく方針だ。

日本政府のサンドボックス制度

日本政府は10月14日、上述のオーナーシップ株式会社など3社に「ブロックチェーン技術を活用 した電子的取引における第三者対抗要件に関する実証」の認定を付与。産業競争力強化法に基づき、新技術の実証を認めるサンドボックスでの実証実験を承認した。

OS社は株式などの電子的取引におけるブロックチェーンを活用するメリットを以下のように説明している。

本システムを介したセキュリティトークンの発行者(債務者)から売主投資家(債権譲渡人)に対する承諾 通知に係る対応は、従来の「確定日付のある証書」に係る対応に比べて、オフラインでの作業が発生せず、 売買契約成立から数秒以内に当該売買契約(債権譲渡)に関する情報伝達が可能となり、売買契約の取引の 安全性が飛躍的に高まるとともに、売買の迅速化・ペーパーレス化に資する。

セキュリティトークンの発行者(債務者)による承諾に関する情報を事後的に本システムのブロックチェー ン上の記録を確認することにより正確に把握することができるため、投資家間の売買契約(債権譲渡)の取 引の安全性を確保し、無用な紛争を回避することができる。

なお、OS社以外に認定を取得したのは株式会社BOOSTRYとレヴィアス株式会社だった。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/02 水曜日
16:57
三菱UFJ信託銀行、電子決済手段としては国内初のステーブルコイン発行へ=報道
三菱UFJ信託銀行が近日中に「電子決済手段」としてのステーブルコイン事業を開始する。カーボンクレジット取引から始め、貿易決済への拡大も視野に。
14:30
ソニー・シンガポール、オンラインストアでステーブルコインUSDC決済に対応
ソニー・シンガポールが仮想通貨取引所と提携し、オンラインストアでステーブルコインUSDCによる決済サービスを開始。シンガポール初の仮想通貨決済対応家電ブランドとなり、ソニーグループの分散型技術戦略と連動した取り組みとなった。
13:25
エリック・トランプ氏「仮想通貨事業参入のきっかけは不当な銀行口座閉鎖」
トランプ大統領の次男エリック氏は、大手銀行による突然の口座閉鎖が仮想通貨事業参入のきっかけとなったと明かした。同氏は、ブロックチェーン技術により今後10年で金融や銀行の在り方は大きく変わると予想している。
12:56
メタプラネット、ビットコイン追加購入で累計4,206BTCに
メタプラネットが4月2日に仮想通貨ビットコインを160BTC、約20億円分追加購入し、累計4,206BTCに保有量を伸ばした。2025年末1万BTC・2026年末2万1,000BTCを目指し、独自財務戦略を進める。
12:05
ビットバンク、村上信五さん起用の新CM放映開始へ
国内暗号資産取引所の大手ビットバンク株式会社は4月2日、バラエティ番組の司会などで活躍する村上信五さんを起用した新CM「Everybody bitbank」シリーズの放映を4月3日から開始すると発表した
11:44
米グレースケール、バスケット型仮想通貨ETF申請 XRP・ソラナ・ADA含む5銘柄で
米グレースケールがビットコイン他複数の仮想通貨に投資する「デジタル・ラージキャップ・ファンド」のETF転換をSECに申請した。承認されれば一般投資家にも開放される見込みだ。
11:00
「決済用ステーブルコインは利子提供不可」米ヒル議員が強調 コインベースらの嘆願却下
米下院金融委員長が決済用ステーブルコインの利子提供は認められない計画だと強調。コインベースなど仮想通貨業界からの要望を却下した。法案にも禁止条項が盛り込まれている。
10:30
国内上場のenish、1億円相当のビットコイン購入へ Web3事業強化で
株式会社エニッシュが1億円相当のビットコインを4月1日から4日にかけて取得すると発表。ブロックチェーンゲーム開発を手がけながら、Web3領域での事業展開強化と財務戦略の一環としてビットコインを活用へ。
10:15
バックパック、FTX EUの顧客へのユーロ返還手続きを開始
仮想通貨取引所バックパックは、FTX EUの顧客にユーロを返還するための手続きを開始。FTX自体は現金での返還をすでに開始しており、仮想通貨の買い圧につながるのではないかとの見方も上がっている。
08:20
バリュークリエーション、2度目の1億円分のビットコイン購入を実施
東証グロース上場のバリュークリエーション株式会社が3月31日、1億円で7.8BTCの追加購入を発表。3月17日の初回購入から2週間で2回目の投資を実施した。
08:15
ビットコイン一時50万円上昇、米経済指標とトランプ関税政策が影響|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時50万円の上昇となった。現在、市場の最大の注目材料はトランプ大統領による関税政策であり、ビットコインはリスク資産である米国株価指数との相関性が非常に高くなっている。
07:50
『ビットボンド』提案、トランプ政権のビットコイン準備金戦略、年間10兆円の財政削減効果も
ビットコイン政策研究所が「ビットボンド」提案を発表。米国債の金利負担軽減と仮想通貨ビットコイン保有増加を同時実現する戦略で、2兆ドル規模で導入した場合、年間700億ドルの節約効果と推算。
07:20
ビットコイン購入準備のゲームストップ、2200億円調達済み
米ゲーム小売大手ゲームストップが15億ドルの無利子転換社債発行を完了し、ビットコイン購入計画を進行。マイクロストラテジーの戦略に類似する企業の仮想通貨投資の新たな展開に。
06:55
三井住友FG、アバランチらとステーブルコインを共同開発
三井住友FGは、ステーブルコインの開発を行うことがわかった。仮想通貨アバランチを開発するAva Labsら3社と協業し、26年度を目処にした発行を検討している。
06:35
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
トランプ家支援のAmerican Data CentersとビットコインマイナーHut 8が設立した合弁会社American Bitcoinが上場計画を発表。エネルギー・インフラとマイニング事業を二社統合モデルで展開していく。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧