- アップル共同創業者がブロックチェーン事業参画
- アップルの共同創業者であるウォズニアック氏は、ビットコインに大きな関心を抱き、背景にあるブロックチェーン技術に目を向けた結果、ブロックチェーン関連会社へ参画することを表明。マルタでブロックチェーンサミットが開催される頃の新事業立ち上げを示唆した。
- スティーブ・ウォズニアック氏とは
- 1976年から1981年にかけて、スティーブ・ジョブスと共に米アップル社を作り上げた共同創業者。1995年にアップルを退社して以降は、数多くの慈善事業や技術的な取り組みを行ってきた人物。
ビットコインに魅了される
Wozniak氏はまず、ビットコインの魅力についてこのように述べました。
私は様々なものに、遅れずに着いていくのが好きだ。
ビットコインは、私がこれまで耳にしてきたどんな技術にもない珍しい側面を沢山持っており、興味と関心を惹いた。
作った人が誰なのかはわかっておらず、中央集権的な要素は一つもない。
ビットコインは数学に基づいているため、私にとっての数学は自然のようなものだ。それは人間よりもはるかに優れている。
私は人間の作ったものよりも自然のものを信じている。人間は通貨を作り、コントロールし、毎年新しい米ドルを発行しするが、それらの影響を受けないのがビットコインだ。
さらに、彼はその根底にあるブロックチェーン技術にも目を向けています。
ブロックチェーン技術について、耳にはしていたが、理解はできていなかった。
1日で理解できるようなものではなかったんだ。色々と考えたり読んだりすることで、みんなが実際にブロックチェーンをどのように利用するのかがわかってきた。
ブロックチェーン会社への参画を表明
最後にWozniak氏は、これからブロックチェーン事業に参画しようとしていることについて言及しました。
私はもうじき、ブロックチェーンの会社に参画することになっている。「Equi」という会社だ。
ただし、よく分からない新通貨であったり、イベントによって価値が上がるようなまがい物を扱うつもりはない。
この会社は投資事業を行っており、ドバイのマンションなどの不動産物件への投資実績がある。マルタでブロックチェーンサミットが行われる頃に、我々は新たな事業を立ち上げることになるかもしれない。電気自動車へのスタンスと同じように、ブロックチェーンについても非常に肯定的な国がいくつかある。
またWozniak氏はイーサリアムのようなプラットフォームに対する自身のスタンスについてこのように説明し、ディスカッションを終えました。
イーサリアムは独自のブロックチェーンアプリケーションのツールを提供している。イーサリアムを使っている人は増えてきているが、ビットコインは、未だデジタルゴールドに過ぎない。
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