はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

エルサルバドル、ビットコイン債の発行に前進 デジタル証券法案を可決

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン債の発行に向け前進

エルサルバドルの議会は、デジタル資産に関する法案「Digital Securities Law(デジタル証券法)」を可決した。

この法律は、同国が法定通貨と認定したビットコイン(BTC)以外のデジタル資産に適用。ビットコインに関連したデジタル資産は対象になるため、法律が施行されれば、ビットコイン債が発行できるようになる。

ビットコイン債とは

エルサルバドルが資金調達を行うために発行を計画している債券。10億ドル(約1,300億円)分のビットコイン債を発行して資金を調達し、「ビットコイン・シティ」を建設したり、ビットコインの買い増しを行ったりすることを計画している。

▶️仮想通貨用語集

関連エルサルバドル、ビットコイン推進特区の都市構想発表 1100億円相当の債券発行へ

法案の可決は、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領も報告。その際ブケレ大統領は、自身が管轄する国家組織「The Bitcoin Office」の説明を引用している。

The Bitcoin Officeは、ビットコイン債を近く発行し始めると説明。ビットコインを法定通貨にしたことに加え、新たに金融革命が前進すると期待を示しているが、ビットコイン債の発行は、ウクライナ情勢や金融市況を理由に発行を延期してきた。

関連エルサルバドル財務大臣「今はビットコイン債を発行するタイミングではない」

現在、すでにウクライナ情勢や金融市場が改善したとは言いがたい状況だが、ビットコイン債の発行に向けて準備を進めている様子は以前から伝えられている。

関連エルサルバドル、ビットコイン債発行に向け法案提出

法律には懸念も

デジタル証券法の詳細が明確にされているわけではないが、暗号資産(仮想通貨)の銘柄としてエルサルバドルが特化するのはビットコインで変更ない模様。The Bitcoin Officeが「エルサルバドルはビットコインの国」とツイートしており、「ビットコインを基盤に未来を作る人々に事業機会を解放する」とも述べている。

この法律では、ビットコイン債といったデジタル資産を発行するにあたり、詐欺などから顧客や投資家を保護するための規則を制定。健全な市場を構築するため、「National Digital Assets Commission」という組織を設立することも定めた。

一方、現地メディア「ElSalvador.com」によると、現在の内容で法律が施行されれば、ビットコイン債などのデジタル資産の発行を促すことになり、マネーロンダリングや脱税につながるといった懸念の声も上がっているという。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/13 水曜日
18:27
メタプラネットが決算発表、ビットコイントレジャリー事業主軸の決算で大幅増益
メタプラネット(3350)がビットコイン事業主軸の決算で大幅増益となった。Q2売上の91%をBTC事業が占め、保有量は前年末比7.5倍の18,113BTCに拡大。アジア最大のビットコイントレジャリー企業として地位確立した。
18:10
仮想通貨OKB 『X Layer』中心の成長戦略を発表 前日比120%急騰 
OKXが仮想通貨OKBの総発行量を2100万枚に固定し、約2割を一括バーン。X Layer強化やPPアップグレードも実施。
17:12
SNPITが人気アニメ「進撃の巨人」とコラボ 特設サイト公開へ
NFTカメラアプリ「SNPIT」が人気アニメ「進撃の巨人」とコラボ。写真撮影で仮想通貨を稼ぐ「Snap to Earn」機能と限定スキンガチャ、10日連続ログイン特典を実装した。
15:09
スイ(Sui)関連銘柄DEEP・WAL、グレースケール投資信託に初採用
グレースケールが仮想通貨Sui(スイ)エコシステム初の投資信託を発表。DeepBookとWalrusの2プロジェクトへの投資機会を機関投資家に提供開始。
14:30
マイケル・セイラー、アルトコイン財務企業隆盛でもBTCへ一点集中貫く、その理由とは
米ストラテジー社のマイケル・セイラー会長がアルトコイン財務企業の台頭にも関わらず、ビットコイン一点集中を貫く理由を解説する。
13:50
最新版ビットコイン価格予測モデル、6年以内1000万ドル到達の可能性75%
経済学者ラッド氏の最新研究により、仮想通貨ビットコインが2036年までに481万ドルを超える確率が75%と判明。供給制約と需要増加が価格急騰要因。
11:55
パンテラ、仮想通貨トレジャリー企業に440億円規模を投資
パンテラキャピタルが仮想通貨をバランスシートに蓄積するトレジャリー企業に440億円超を投資。イーサリアムを保有するビットマインを具体例として価値創造を解説している。
11:30
米上場コスモスヘルス、仮想通貨トレジャリー戦略で初回100万ドルETH購入を実行
多角的ヘルスケア企業コスモスヘルスが、最大3億ドルの資金調達により仮想通貨イーサリアムの購入を開始。長期株主価値向上を目指す。
10:35
イーサリアム現物ETF、初めて1日の純流入額が10億ドル超え
仮想通貨イーサリアムの現物ETFは11日、2024年7月23日の上場以来、初めて1日の純流入額が10億ドルを超えた。有識者がイーサリアムの需要の高まりの要因を分析している。
10:15
コインベース、ステーブルコイン基金を6年ぶりに再開 AaveなどDeFiに資金提供へ
仮想通貨取引所コインベースが約6年ぶりにステーブルコイン基金を再開した。AaveやMorphoなどDeFiプロトコルの流動性向上を目指し、資金提供を行う。
07:35
サークル、ステーブルコイン特化のL1チェーン「Arc」をローンチへ
ステーブルコインUSDCを発行するサークルは、独自のL1ブロックチェーン「Arc」を発表。ローンチに向けたスケジュールや機能などに加え、同日に25年2Qの決算も発表している。
07:20
決済大手ストライプ、ステーブルコイン特化ブロックチェーン「テンポ」を開発=報道
決済大手ストライプが独自ブロックチェーン「テンポ」を開発中。ブリッジ買収に続くステーブルコイン戦略の一環で、サークルの「アーク」チェーンと競合激化。
06:30
米SEC、リップル訴訟を正式終了 仮想通貨規制策定に注力へ
米SECがリップルとの5年間の法廷闘争を正式終了。パース委員とアトキンス委員長が仮想通貨業界向けの明確な規制フレームワーク策定に注力すると発表。
06:00
ビットマイン、100万ETH保有突破 245億ドル株式発行枠に拡大
イーサリアム財務企業ビットマインが株式発行枠を245億ドルに拡大。120万枚のETH保有で業界首位に。
05:35
著名投資家ピーター・ティールが「イーサジラ」株式の7.5%取得、株価3倍高騰
著名投資家ピーター・ティール氏がバイオテック企業から仮想通貨イーサリアムトレジャリーに転換した「イーサジラ」の株主となり、株価が1日で3倍急騰。同社は82186ETHを保有。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧