CoinPostで今最も読まれています

Coinbase英国支社CEOが語る、仮想通貨の信頼と安全の必要性|複数通貨の取り扱いも示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Coinbaseインタビュー
世界有数の仮想通貨取引所Coinbaseの英国支社CEOがインタビューに応じ、仮想通貨市場や取引所の現況について語った。ユーザーを第一に、オープンな金融システムを構築していく。
Coinbaseとは
Coinbase(コインベース)とは、アメリカ最大手の仮想通貨取引所の一つです。業界初のユニコーン企業(上場なしで評価額が10億ドルを超えた企業)であり、利用者が1300万人以上にものぼる取引所です。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

Coinbase UKのCEO、Zeeshan Feroz氏がCCNとのインタビューに応じ、仮想通貨業界や仮想通貨取引所の近況について語りました。

CoinbaseUKへのインタビュー

世界最大級の仮想通貨取引所としての地位を確立しているCoinbaseのイギリス支社は昨年3月に開設されました。

イギリスはCoinbase社にとって現在最も成長が見受けられる市場とのことで、現CEOのFeroz氏は18年2月に現職に就任しました。

8月初旬には英国ポンドから直接、仮想通貨の取引が可能となりました。

英国での業務を開始してから、より簡潔な決済を実現しようとしていました。

決済速度が速くなっただけではなく、いちいちポンドからユーロに換える必要がなくなったので取引手数料も無くなりました。英国の方々に仮想通貨がますます身近なものになります。

またFeroz氏はCoinbase社の企業理念、「オープンな金融システムを構築することにより、経済的な自由、革新、効率性と機会均等をもたらす」について語りました。

仮想通貨がこれらのビジョンを実現すると思っています。

(Coinbaseは)最も信頼できて、使いやすい仮想通貨取引所を目指しています。今後も仮想通貨の利点について認識を高める活動を続けながら機関投資家や個人投資家の仮想通貨への投資を促していきます。

イーサリアム・クラシック取り扱い開始について

Coinbaseに最も殺到するコメントはcoinbaseへのさらなる仮想通貨の取り扱いだそうで、今後もイーサリアムクラシックだけではなく

様々な(仮想通貨)を弊社プラットフォームで取り扱う予定です。

とコメントしました。

Robinhoodなど他の仮想通貨取引所について

Robinhoodなど最近は新たな仮想通貨取引所が続々と台頭してきている状況についてFeroz氏はCoinbaseのUXが優れている点を挙げました。

Coinbaseは仮想通貨取引所としてイギリスでは初めて銀行口座を開設しました。

そして現在Coinbaseだけがポンド建の取引を可能にしている為、Coinbaseが一番速く取引ができます。

お客様のUXを向上するには仮想通貨の使いやすさと取引をいかにカンタンにするかがカギだと認識しています。

私たちは信頼とセキュリティを第一においている仮想通貨ビジネスです。イギリス金融庁からのe-moneyライセンスもお客様の資金が安全に管理する為に追求したもので、そのお陰でCoinbaseは一般の金融機関と同等レベルのセキュリティ対策や運用基準を備えています。

仮想通貨の証券問題について

インタビューは仮想通貨の規制に関する話題で幕を閉じました。

あるトークンは証券に該当する可能性があり、その場合規制に引っかかります。

規制は個人と金融機関に安全な投資環境を提供します。現在仮想通貨業界にとって大きな課題の一つとして規制の欠如が挙げられます。

規制が無い場合リスクがあるので、デューデリジェンスや透明性を向上する意図である程度の規制は必要だと思います。

と述べました。

CoinPostの関連記事

イーサリアムクラシックが16%高を記録:米大手取引所Coinbase上場へ最終調整
Coinbaseは8月3日、ETCの上場へ向けて最終調整をしていることを明らかにしました。これを受けてETC価格は前日比16%高騰、最近ではCoinbaseへの上場ニュースが報じられた通貨の価格が軒並み高騰しています。
【速報】Coinbaseが英国向けにポンド建て取引を追加、EU進出も予定
日本時間2日、米国最大の仮想通貨取引所CoinbaseのUK支部が、英ポンド(GBP)建ての取引を可能とし、入出金を開始しとを発表。更に、UKのみならず、EUへの進出も数週間いないに予定されていると、世界展開に向け動いている旨を報告した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア