BUSDの代替手段
バイナンスはステーブルコインTUSDの通貨ペアを増やす予定だ。
LDO/TUSD、MATIC/TUSD、OP/TUSD、SOL/TUSD、SSV/TUSD、XRP/TUSDのペアを日本時間29日17時から提供開始。LDOとSSVはいわゆる「LSD(リキッド・ステーキング・デリバティブ)」銘柄である。
バイナンスは最近、BUSDの発行廃止によってステーブルコインの代替手段としてTUSDの通貨ペアを増やしているところだ。また、先日USDCのデペッグ(価格乖離)の影響で、TUSDへの需要が急増しつつある。
TUSDの裏付け資産の管理先はUSDC同様で米国の中堅銀行であり、2022年までは監査企業Armanino社から月次の監査を受けていたが、のちにChainlinkによるリアルタイムの準備金証明に移行した経緯がある。なお、TUSDは現在、TrueFi(TRU)とは無関係となっている。