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大手取引所OKX、香港で仮想通貨ライセンス申請へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

OKXが香港法人設立

大手暗号資産(仮想通貨)取引所OKXは28日、香港での仮想通貨取引サービスの提供に向け、現地法人を設立し、仮想通貨サービスプロバイダー(VASP)のライセンス申請を行う意向であると発表した。

今週の二大発表。
OKXはできるだけ多くの仮想通貨トレーダーに最高の取引体験を提供するために、世界中でライセンスを取得する。
今日の香港での申請を皮切りに、明日も同様の重大アップデートがある。次は誰かな?

OKXはまた、証券・先物条例に対応したライセンスの申請も行う予定。

香港では、昨年修正・可決されたマネーロンダリング防止・テロ資金対策条例に基づき、今年6月1日から、仮想通貨取引所の監督に関する新たな規制が施行される。OKXは新たな規制要件を満たすために1年以上前から、準備してきたという。

同取引所のグローバル機関投資家担当マネージングディレクターであるLennix Lai氏は、香港に「計り知れない可能性」を感じており、「今後5年間、現地のエコシステムを構築し続けるために、人材へ投資し、規制当局と協力する覚悟だ」と語った。

同氏は、仮想通貨とWeb3分野が今後成功するためには、規制とライセンスが重要となると主張。「香港政府は新たなVASP制度を通じて、強固な規制の枠組みと、香港が世界をリードする仮想通貨のハブとなるための適切な状況を創造した」と評価した。

CoinMarketCapのデータによると、OKXは現物の取引高で世界6位、デリバティブでは世界3位の取引所だ。

規制当局による仮想通貨活動支援の動き

香港は2022年、仮想通貨業界を支援する方向に大きく舵を切った。

香港政府は昨年10月、国際的な金融拠点として、イノベーションに積極的な仮想通貨関連企業を誘致するとともに、金融当局と連携して法整備を整えていく方針を発表。今年1月にはPaul Chan財務長官が、香港が地域の仮想通貨のハブ(中心地)になることを目指すと発言した。

香港証券先物委員会(SFC)は、個人投資家による仮想通貨取引のための規制整備を推進し、香港金融管理局(HKMA)は主にステーブルコイン関連で規制対象となる活動や、包括的な規制枠組みを示した。

一方、企業が仮想通貨関連活動を行うために利用する銀行口座開設には、クリアすべき厳しい要件があり、ハードルが高いことも事実だ。

このような課題を解決するため、香港の規制当局であるSFCとHKMAは共同で、4月28日に仮想通貨企業と銀行のための円卓会議を開催することが明らかになった。

28日のブルームバーグの報道によると、HKMAで開催予定の会議では、両者の「直接の対話を促し、銀行口座の開設と維持における、実践的な経験と展望を共有する」予定だという。

関連:香港財務長官、Web3と仮想通貨の育成方針示す

中国も支援か

ブルームバーグはまた、中国の国有金融機関が仮想通貨分野に関心を寄せていると報じた。

関係筋によると、中国銀行、交通銀行、上海浦東発展銀行の香港支店が、仮想通貨企業へのサービス提供を模索しており、香港の仮想通貨企業に銀行サービスを提供、もしくは問い合わせをしているとのことだ。仮想通貨企業を訪れ、営業を行った担当者もいると関係者は語った。

中国本土では、仮想通貨関連の活動がほぼ禁止されている中、地元企業は中国の銀行による仮想通貨の後押しに驚きを隠せないようだ。

このような動きは、中国が香港の仮想通貨活動を支援する姿勢に転じたのかとの憶測もよんでいる。

一方、米国では、仮想通貨企業に好意的だったシルバーゲート銀行やシグネチャー銀行が破綻したタイミングであり、中国の金融機関による香港の仮想通貨企業へのコンタクトは「機を見るに敏」と解釈していいのか、今後が注目される。

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