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ブロックチェーン互換性開発のLayerZero、シリーズBで約158億円を調達 評価額は約3,950億円に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロックチェーンゲーム領域を強化へ

ブロックチェーンの相互運用を目指すスタートアップ「LayerZero Labs」は、シリーズBのラウンドで約158億円(1.2億ドル)の資金を調達した。

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同社の4日の発表によると、今回の資金調達にはa16z、Sequoia Capital、Circle Ventures、Samsung Next、OpenSea、Christie’sらが参加。暗号資産(仮想通貨)メディア「The Block」の情報筋によれば、これまでの資金調達は、株式とトークン予約券を受け取る契約で行われているという。

相互運用とは

ブロックチェーンの相互運用とは、異なるブロックチェーン同士を接続すること。英語では、「interoperability(インターオペラビリティ)」と表現される。

▶️仮想通貨用語集

シリーズBの資金調達は、LayerZero Labsからまだ詳細が発表されているわけではないが、海外メディアが一斉に報道。今回の増資で、同社の評価額は約3,950億円(30億ドル)になった。

上記ツイートの出資企業は、同社が発表。プレスリリースを昨年3月に発表したシリーズA+のラウンドでは評価額が1億ドルだったため、約1年でLayerZero Labsの評価額は3倍になった。

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The Blockによると、同社の共同創設者Bryan Pellegrino氏は、今年はゲーム領域の事業を強化していきたいとコメント。また地理的には、アジア太平洋地域の従業員を増やしていくと説明した。

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なお、Pellegrino氏は、トークンのローンチ計画についてはコメントしていない。同社の資金調達額は、シリーズBまでの合計で約346億円(2.6億ドル)になったという。

今回の資金調達発表を受けて、LayerZeroが開発したブリッジプロトコルStargateのSTGトークンは急騰していた。

プロトコルの成長

LayerZero Labsは、ブロックチェーンの相互運用を実現するためのプロトコル「LayerZero」を開発。これまで、CoinPostのグローバル版であるCoinPost Globalが配信している「GM Radio」に招いている。同社は本日5日の配信で3回目の招待となり、GM Radioに最も参加しているプロジェクトだ。

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Pellegrino氏によると、昨年のプロトコルのローンチから広く普及が進んでおり、プロトコル上で運用のためにロックされた仮想通貨の総価値「TVL(Total Value Locked)」は約9,220億円(70億ドル超)に。また、取引ボリュームは約7,900億円(60億ドル)を超えたという。

DeFi(分散型金融)ではUniswap、SushiSwap、PancakeSwapらがLayerZeroに対応。今年はDeFi領域と同水準まで、ゲーム領域での存在感を高めたいとPellegrino氏は説明した。

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