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仮想通貨アバランチ(AVAX)、Cortinaアップグレードを完了

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Cortinaアップグレード

暗号資産(仮想通貨)アバランチ(AVAX)のブロックチェーンは25日、Cortinaアップグレードを完了した。

Cortinaは、アバランチプラットフォーム内の3つの主要チェーン「X-Chain(Exchange Chain)」、「C-Chain(Contract Chain)」、「P-Chain(Platform Chain)」をそれぞれ改良し、開発者とユーザーがさらに使いやすくなるよう設計されている。

アップグレードにより、X-Chainの合意形成方法がSnowman++に移行した。Snowman++はもともとP-Chain、C-Chain、一部のサブネットで使用されていた合意形成方法だ。

アバランチのネットワーク全体が単一のコンセンサスエンジンに統合され、他のチェーンとの統合が容易になり、より複雑なトランザクションをサポートできるようになった。

また、C-Chainのガス制限が800万ガスから1,500万ガスに引き上げられ、より複雑なトランザクションを1つのブロックで処理することが可能になった。一方、ガス代高騰を防ぐため、10秒間で使用される平均計算量は変更していない。ブロックガス上限の引き上げは、より複雑なdAppsをアバランチネットワークに展開する開発者のニーズに対応するものだ。

C-Chain(Contract Chain)とは、EVM(イーサリアム仮想マシン)実装のチェーンで、スマートコントラクトの実行が可能。dApps構築には、このチェーンが利用される。

また、バリデーターやサブネットの管理に使用されるP-Chainでは、「Batched Delegator Rewards」機能が実装されており、バリデーター(検証者)がデリゲーター(委任者)から手数料を受け取る流れが簡略化された。以前は委任期間毎に別々の報酬を受け取っていたが、以後は検証期間全体の手数料がバリデータを解除した時に一括で受け取れるようになった。

関連:初心者でもわかるAvalanche(アバランチ)とは|注目すべき点や将来性を解説

サブネットの進展

22年には、ゲームなどのプロジェクト毎に独自チェーンを構築する「サブネット(Subnet)」の普及によって、アバランチ上のオンチェーン活動が急増。その後、23年を通して下落基調にあったが、過去1か月間で再び増加傾向にある。

出典:stats.avax.network

stats.avax.networkによると、AVAXのデイリーアクティブアドレス数が約80,000件まで過去1か月間で2倍に増加。4月の月間アクティブアドレス数は74万件となっている。

4月初旬にアバランチは、既存の金融機関向けのネットワーク「Spruce」を立ち上げた。Spruceは許可されたバリデーターセットと独自のガストークン設定ができる、EVM(イーサリアム仮想マシン)互換チェーン。その後、金融機関のT. Rowe Price、WisdomTree、Wellington Management、Cumberland等が、「Spruce」を使用することが明かされていた。

関連:メッサリ社アバランチ分析「サブネット・バリデーターのAVAX需要に期待」

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