OKExの創立者が警察沙汰に
中国の大手デジタル経済誌「財聯社」は11日、OKExの創立者であるStar Wu氏が、上海の公安当局に、仮想通貨詐欺の疑惑で同行・調査協力をさせられたと報じた。
報道によれば、中国の地元公安当局が10日夜、詐欺通貨とされているWFEEコインにWu氏が関与しているとして警察署に連行、取り調べを行なったとしており、証拠が見つかった場合は拘置所へ移送、証拠不十分となった場合、11日夜に釈放されるとしていた。
Wu氏は、WFEEコインを発行する企業の株主であり、ICOを行った後に数多くのクレームが殺到したため、上海の取り締まり当局が捜査を始めたとされている。
出回っているのはフェイクニュースか
しかし、CoinPost編集部が独自で調査した結果、現在出回っている上記の情報とは異なる部分があり、Star Wu氏は「自ら通報した」と動画内で言及していることが判明。さらに、OKEXの広報部も完全否定する声明を出したことが確認できた。
9月5日の急激な相場変動によるOKExでの強制決済(ロスカット)が原因で、顧客と何らかのトラブルが発生。9月10日に自社ロビーで当事者及び消費者団体に囲まれるなどして脅迫されたことで、警察沙汰になった可能性が考えられる。
参考記事:OKEX创始人徐明星涉嫌欺诈被传唤?回应:遭投资者围堵后主动报案
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