第26回 GM Radio開催
第26回GM Radioは、5月25日(木)の20:00から「CP_Global」のTwitterスペースで配信予定。今回はゲストに、XverseのJan Smejkal CSO(最高戦略責任者)を招待する。
Xverseは、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のウォレットを開発しているプロジェクト。ウォレットの名称もXverseである。
公式ウェブサイトでは、Xverseのチームはグローバルなコミュニティであると説明。チームメンバーに共通しているのは、ブロックチェーン技術を活用して、より良い世界を構築したいという意思を持っていることだという。
プロジェクトのミッションは、人々が自身のデータや財産をコントロールできるようにすること。そのために、ユーザーが所有権を管理できてアクセスしやすいインターネットや分散型の経済圏を構築しようとしている。
プロジェクトとしてはブロックチェーン全体を活用するような記述だが、現在プロダクトはビットコインに特化。Smejkal氏も、Credit Suisseでの勤務など多彩な職歴を持つが、ビットコインに特化した活動に注力しているようだ。
過去には、ビットコインのユースケースに特化して投資を行うファンドに勤務していたことがあり、また、現在はビットコインに関連した配信「The Ordinal Show」のホストも務めている。
ウォレットの特徴
ウォレットとしてのXverseは、ノンカストディアル型のビットコインウォレット。パソコンであればChromeブラウザの拡張機能で利用でき、iOSとAndroidのモバイル端末ではアプリをダウンロードして使うことができる。
ビットコインブロックチェーン以外にも、スマートコントラクト機能をビットコインに提供する「Stacks(STX)」などのレイヤーもサポート。また今後は、ライトニングネットワークによる即時取引にも対応するという。
関連:初心者でもわかる「ライトニングネットワーク」とは|特徴と仕組みを解説
公式ウェブサイトでは、Xverseは「Web3のためのビットコインウォレット」だと説明。Xverseを使えば、OrdinalsのようなNFT(非代替性トークン)を売買したり、STXトークンをロックする「Stacking」を行なって、報酬としてビットコインを獲得したりすることも可能だ。
関連:ビットコイン・レイヤー2「Stacks(STX)」、年初来で約6倍に高騰
また、現在はセキュリティの監査などを行なっているが、必要な工程が終了すれば、Xverseをオープンソースにすると説明している。
今回のGM Radioのテーマは「Ordinalsのためのビットコインウォレット」。Smejkal氏にウォレットの特徴や今後の計画などについて質問していく予定だ。
関連:ミームコインの取引過熱、ビットコインのトークン規格「BRC-20」市場が急拡大