はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ZERO10、ナイキのバーチャル試着体験を提供 JD Sportsと提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ARミラーで仮想試着体験を可能に

AR(拡張現実)でのファッションアイテム試着を提供する米国企業ZERO10は3日、ファッションストアJD Sportsと提携して、Nike(ナイキ)の「Need it Now コレクション」のバーチャル試着を店舗で提供すると発表した。

JD Sportsのニューヨーク・タイムズスクエア店とシカゴのステートストリート店で10日まで実施する。

買い物客が、ZERO10のARミラー(鏡)により、Nike Need it Nowの新コレクションを着た自分の姿をミラーの中に見ることができるものだ。18アイテムを仮想的に試着できるようにしており、その一部には、水滴や花などのAR効果も加えられている。

ZERO10のARミラーは、コンピュータ映像モデルをリアルタイムで実行し、衣服を高い解像度で生成するスーパーコンピュータを利用。3Dボディ・トラッキング機能により、3次元空間でユーザーの正確なモデルを生成することが可能だ。

また、布地をシミュレーションするテクノロジーによって、実生活での衣服の動作を再現し、体験をより現実的にする。

在庫のないアイテムも試着可能に

ZERO10のジョージ・ヤシンCEOは、次のようにコメントした。

ARミラーが、ユーザーエンゲージメントを高め、店内で過ごす時間を延長し、買い物客に印象を残すことは明らかだ。

今回のイベントでは、物理的に(店舗に在庫がなくて)試着・購入できないアイテムの試着と購入を促進する機能に焦点を当てている。これは業界共通の課題だ。

買い物客は、ARミラーでアイテムを試着し、iPadでQRコードをスキャンすると、JD Sportsのウェブサイトに移り、現実世界で着ることのできるアイテムを購入できる形だ。

ZERO10は、このテクノロジーの導入により、店舗に在庫がない商品や予約注文可能な商品でも、顧客には試着して購入する機会が提供されると説明している。

ZERO10は5月にも、高級ファッションブランドのCoach(コーチ)ニューヨーク・ソーホー店でブランドの人気バッグ「Tabby」をARミラーで仮想試着できるイベントを行っていた。

メタバース空間も公開

JD Sportsは、「Need it Now コレクション」について会員限定のメタバースも用意した。

メタバース関連企業Rumfoordsが作成したもので、6人のクリエイターがシカゴ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、マイアミをモチーフとしてそれぞれの空間を表現している。会員は、このメタバース内でもバーチャルで試着することが可能だ。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

▶️仮想通貨用語集

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/30 金曜日
13:10
アバランチで35兆円相当の不動産証書トークン化、米ニュージャージー州最大郡
米ニュージャージー州バーゲン郡が約35兆円相当の不動産証書37万件をアバランチのブロックチェーンでトークン化する。登記処理時間の短縮など様々な利点が見込まれる。
11:59
仮想通貨市場は売り優勢、ETF流入継続も投資家心理に変化の兆し
仮想通貨ビットコイン価格は105000ドルを割り込み、ETHやXRPも売られた。ETF流入42億ドル継続も投資家心理に変化の兆しもあり、ロング・ショート比率0.90、クジラ蓄積鈍化など最新の市場分析データを詳解。仮想通貨市場の短期見通しと投資戦略のポイントを解説。
11:30
米下院がCLARITY法案提出、仮想通貨の大部分を「商品」規制へ移行か
米下院が超党派でCLARITY法案を提出した。仮想通貨の大部分を証券からコモディティに分類変更し、規制権限をSECからCFTCへ移行する内容を盛り込んでいる。
10:25
ビットコイン相場、指標過熱で調整リスク=CryptoQuant分析
仮想通貨ビットコインが先週史上最高値111,814ドルに到達したが、需要指標が過熱水準に達し12万ドルが次の抵抗線として短期調整の可能性も浮上。
09:55
イーサリアム財団、ETH売却からDeFi運用へと資金繰り手段を本格シフトか
Aaveの創設者は、イーサリアム財団が仮想通貨ステーブルコインGHOを借入していると指摘。イーサリアム財団はETH売却からDeFi運用へと資金繰り手段を本格シフトさせている可能性がある。
08:55
バイナンスへのビットコイン流入増加も、最大級保有者は買い増し継続=アナリスト
Crazzyblockkが29日発表した分析で、バイナンスへのビットコイン流入が4-5月に急増。中堅投資家層が主導し長期保有者の利確も進む一方、大口は買い増しの姿勢を維持。
08:25
パリ・サンジェルマン、ビットコイン準備金採用
パリ・サンジェルマンFCが昨年からビットコイン購入・保有を継続していると発表。世界最大級クラブとしてスポーツ界最大の仮想通貨採用プレーヤーと位置づけ。
08:00
イーサリアムの買い方|初心者向け取引所比較とリスク・税金まで解説
米国初のビットコインETF承認の影響でBTC価格が過去最高値を更新し、仮想通貨投資による資産運用の注目度が急上昇しています。本記事では初心者向けに高騰するイーサリアム(ETH)の買い方、アルトコイン投資のメリットやデメリット、リスクなどを解説しています。
07:45
Janover、ソラナのリキッド・ステーキング戦略を採用
仮想通貨ソラナの財務戦略を実践する上場企業DeFi Development Corp.(旧Janover)は、リキッド・ステーキング・トークン技術を採用すると発表。戦略の狙いを説明している。
07:25
米上場Webus、XRP準備金設立に最大430億円調達へ
AI企業Webusが仮想通貨XRP(リップル)準備金設立のため最大3億ドル調達を検討。国際決済革新と同程旅行との提携更新で国内外事業シナジー創出を目指す。
06:55
ロシア中央銀行、適格投資家向け仮想通貨連動商品を解禁
ロシア中央銀行が28日、金融機関に対し適格投資家向けの仮想通貨価格連動デリバティブ商品の提供を許可すると発表。現物受け渡しは禁止で慎重な規制緩和を実施。
06:15
トランプ政権、年金での仮想通貨投資制限を撤廃
米労働省がバイデン政権下で制定された401k退職金制度での仮想通貨投資を制限する指針を撤廃。雇用主による投資判断の中立性を復活させる方針転換。
05:45
米金融大手キャンター、金保護付きビットコイン投資ファンド開始へ
米金融大手キャンターが金価格による下落保護機能付きビットコイン投資ファンドを発表。5年満期で上昇は無制限、下落は金価格で1対1の保護。
05:37
ソフトバンク出資の『21キャピタル』、ビットコイン買い増しで144億円追加調達
Strike創業者率いる21キャピタルが転換社債で1億ドル追加調達。テザー・ソフトバンク支援で総額6億8500万ドルのビットコイン投資戦略を推進。
05/29 木曜日
18:30
デロイト主催「DeSci Japan Summit」レポート:Web3が切り拓く科学研究の新時代
デロイト主催イベントより、ブロックチェーンとWeb3技術を活用した「DeSci(分散型科学)」の可能性を解説。研究資金調達や長期的テーマへの取り組みなど、科学研究の課題解決に向けた新たな枠組みと日本での展望を紹介。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧