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ユニセフが人道支援活動への寄付に仮想通貨を受付開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ユニセフのフランス事務局が仮想通貨による寄付を受付開始
ユニセフのフランス事務局は、今回9つの仮想通貨による寄付を受付開始した。ユニセフは既に複数の仮想通貨関連事業を立ち上げており、それに続くもの。寄付支援者は直接的に仮想通貨を寄付できるほか、自身のPCが持つコンピューティング能力をマイニングに貸し出すことで間接的な寄付を行うことも可能。
マイニングとは
仮想通貨の取引記録をブロックチェーンに追記する際、膨大な計算が必要となる。 世界中の有志からコンピューターリソースを募って「共有・追記」を行なっているが、この追記に成功した場合、マイナー(採掘者)に対して報酬が支払われる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

ユニセフのフランス事務局が仮想通貨による寄付の受付を開始

ユニセフは、フランスにおいて仮想通貨による寄付を受付開始すると発表しました。

フランスの現地事務局では、 Bitcoin Cash(BCH)・Bitcoin Core(BTC)・Ethereum(ETH)・Litecoin(LTC)・Ripple(XRP)・EOS(EOS)・Monero(XMR)・Dash(DASH)・Stellar(XLM) の9つの仮想通貨による寄付を受け付けます。

フランス事務局のウェブサイトから直接寄付することが可能となっています。

Ripple、EOS、Stellarを除く6つの仮想通貨においては、 直接的な寄付に加え、パソコンのコンピューティング能力を一部貸し出すという形で「実質無料」の寄付を行うことも可能です。

支援者の貸したコンピューティング能力は仮想通貨のマイニングに使われ、フランス事務局の口座へ直接振り込まれます。

仮想通貨の活用で新タイプの支援者獲得を狙う

仮想通貨の活用により、ユニセフは新しいタイプの支援者を開拓できると考えているようです。

ユニセフのフランス事務局代表であるSebastien Lyon氏(以下Lyon氏)は、以下のようにコメントしています。

「仮想通貨とブロックチェーン技術をチャリティーの目的に活用することにより、 人々の寛大な心に訴えかける新たな機会を得られ、通じて子供たちへの支援事業発展に寄与するものと考えています。」

ユニセフ事務局は、仮想通貨とその関連技術が、人道支援を目的とする寄付活動にイノベーションをもたらものの、 まだ活用している組織は数少ないと指摘しています。

同時にLyon氏は、仮想通貨による寄付活動の拡大がもたらすポジティブな側面もあると説明しました。

ユニセフによる実験的な取り組み

この取り組みの前にも、ユニセフは幾つかの仮想通貨関連事業を行っており、 今年二月にはシリア内戦に巻き込まれた子供たちの保護資金を集める仮想通貨キャンペーンが行われました。

コンピューターゲームのプレイヤーを対象とした、この「Game Changers」キャンペーンは、 寄付参加者が特殊なマイニングソフトウェアを各自でダウンロードし、 自身のパソコンのコンピューティング能力を使ってEthereumをマイニングするというものでした。

五月にも、ユニセフのオーストラリア事務局が「The Hopepage」という専用ウェブサイトを立ち上げ、類似の取り組みを開始しています。

専用ウェブページを開き、自身のコンピューティング能力をシェアすると許諾するだけで、仮想通貨を寄付できるものです。

参加者は、普段通りネットサーフィンを楽しみながら寄付を行うことができます。

ただし、こういった取り組みは、クレイモアなど脅威的なマルウェアの仕組みを活用しているため、議論を呼びました。

しかし、オーストラリア事務局では、ウェブページ訪問者に意思確認を取ったうえでのマイニングを行っており、 寄付参加者は自分のパソコンが持つコンピューティング能力を何割貸し出すか設定したり、 自分が幾ら寄付できたのか確認したりすることも可能です。

現時点では、このプラットフォームを通して、二万人以上の人々がマイニングに参加し、仮想通貨を寄付しているとのことです。

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