Seiメインネット公開
新レイヤー1ネットワーク「Sei」は本日メインネットをローンチし、ネイティブトークン『SEI』をリリースした。
メインネットローンチに伴い、予定通りに仮想通貨取引所バイナンスに上場し、のちにコインベースも新規上場を発表した。
Coinbase will add support for Sei (SEI) on the Sei network. Do not send this asset over other networks or your funds may be lost. Transfers for this asset are available on @Coinbase & @CoinbaseExch in the regions where trading is supported.
— Coinbase Assets 🛡️ (@CoinbaseAssets) August 15, 2023
Seiは今後テストネットユーザーなどを含む初期参加者に向けてSEIトークンのエアドロップを行う予定だ。
Seiは仮想通貨のトレーディングを速く処理できるように設計されているブロックチェーン。チェーンレベルで最適化が可能であるため、DEX(分散型取引所)やトレーディングアプリは、ユーザーに合った体験を提供することができるという。仮想通貨VC大手Jump Cryptoなどが出資している。
CYBERも新規上場
Web3(分散型ウェブ)ソーシャルグラフ・プロトコルの「CyberConnect」も同日に、独自のプラットフォームトークン『CYBER』をリリースし、バイナンスへの上場を実現した。
こちらはSeiと同様、初期参加者に向けてトークンのエアドロップを実施するという。
CyberConnectはWeb3のソーシャルネットワーク基盤で、EVM(イーサリアム仮想マシン)チェーンに対応。ユーザーが自分のソーシャルグラフ、コンテンツ、収益化チャネル、ソーシャルデータを所有し、プラットフォームごとにネットワークを再構築することなく、異なるdApps間でシームレスな接続を可能にする。同社によれば、これまでに50以上のdAppsがこのプロトコルをベースに開発され、合計で120万人以上のユーザーを有し、月間取引数は40万件以上にのぼる。
また、先週、コインベースが開発中のL2チェーン「Base」への拡張を公表した。
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