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ステラ開発財団、米送金大手マネーグラムの少数株主に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マネーグラムに戦略的投資

暗号資産(仮想通貨)ステラ(XLM)の開発を行うステラ開発財団(SDF)は15日、米大手送金企業マネーグラムに戦略的投資を行ったと発表した。

ステラ開発財団(SDF)のデネル・ディクソンCEO・運営ディレクターは、米投資会社マディソン・ディアボーン・パートナーズとの非公開取引により、SDFはマネーグラムの少数株主になったと述べている。

また、この投資は、スタートアップ企業に投資するための基金であるステラのエンタープライズ基金ではなく、SDF自体の活動のために確保していた現金から支出したものだとも説明した。こうした形の出資は初めてだと続けている。

少数株主とは

ある会社について、過半数の株式を所有する親会社以外の株主。一般的に一定以上の株式を保有する株主を指す。

▶️仮想通貨用語集

今回の資金の意義について、ディクソン氏は次のようにコメントした。

この投資により、ステラ開発財団は、マネーグラムが特にデジタル事業拡大、ブロックチェーン技術の探求など、世界中で送金や資金管理に関するサービスを提供していく動きをサポートできることになる。

代表的なグローバル金融テクノロジー企業の1つであるマネーグラムが、フィンテックの分野でデジタル事業を進めるリーダーになる姿勢を示していることも重要だ。

さらに、今回の出資にともなって、ディクソン氏はマネーグラムの取締役会へ参加することになるとも明かした。なお、出資金額は明らかにしていない。

2021年より提携

ステラ開発財団(SDF)とマネーグラムは2年前から提携してきた。マネーグラムは2021年、SDFの協力により、ユーザーがステーブルコインUSDコイン(USDC)による即時決済を行えるようにしている。

ステラブロックチェーンでUSDCの取引を処理することで、法定通貨とUSDC間の即時取引機能をユーザーに提供している形だ。

関連:送金大手マネーグラムがステラ財団と提携 USDCによる即時決済を導入へ

仮想通貨に取り組むマネーグラム

マネーグラムは仮想通貨事業にも積極的に乗り出している。2022年11月には仮想通貨ATM業者Coinmeと提携し、送金アプリにビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など仮想通貨の取引機能を導入した。

関連:米送金大手マネーグラム、ビットコインなどの仮想通貨取引機能をアプリに導入

最近の事例としては、米フィンテック企業Changeraが7月、マネーグラムがステラと共同で可能にしたサービスを導入している。

ステラのブロックチェーンを使用することで、カナダ、セネガル、ウガンダ、ケニアでの入金サービスと、マネーグラムが利用可能な地域180か国以上での、USDCを使用した出金サービスを開始した形だ。

Changeraは特に、アフリカ大陸において金融サービスが十分に受けられていない地域で金融包摂を推進し、デジタル経済への平等なアクセスを提供していく構えだ。

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