米国で始める
米大手送金企業マネーグラムは1日、仮想通貨ATM業者Coinmeと提携し送金アプリに仮想通貨の取引機能を導入したと発表した。
仮想通貨の取引機能は米国での利用になり、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ライトコイン(LTC)の3銘柄に対応。今後より多くの銘柄に対応するよう各州の規制に応じて検討していくという。
マネーグラムの業界への参入ペースは加速中。今年の6月に仮想通貨ステラ(XLM)対応のウォレットのユーザーがマネーグラムのプラットフォームからステーブルコインUSDCを送金したり、受け手がUSDCを法定通貨に換金したりできるようになった。
また、マネーグラムのライバルであるWestern Union(ウェスタンユニオン)は先週、仮想通貨の取引やウォレット、トークン発行などに関する商標申請を行なったことも明らかになった。今後多くの送金業者が送金の利便性を高めるために仮想通貨を導入することが主流になる可能性が高いと見られている。
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