数カ国で開始
米大手送金企業マネーグラムは10日、ユーザーが暗号資産(仮想通貨)ステーブルコインUSDCによる即時送金を行えるサービスを正式にローンチした。
このサービスは「Crypto-to-Cash(仮想通貨から現金へ)」というもので、仮想通貨ステラ(XLM)対応のウォレットのユーザーがマネーグラムのプラットフォームからUSDCを送金したり、受け手がUSDCを法定通貨に換金したりできる。5月末にサービスローンチの準備をしていることが報じられていた。
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最初に対応するのは、VibrantとLOBSTRという2つのステラ接続のデジタルウォレットで、今後より多くのウォレットにも対応予定。
また、初めは米国、カナダ、フィリピン、ケニアを含む一部の国で利用できるが、6月末までにマネーグラムが稼働する全ての国からも利用可能になる。
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