TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

リップル社がUpholdと提携 仮想通貨流動性を強化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

クロスボーダー決済インフラを強化

リップル社は24日、暗号資産(仮想通貨)も取り扱うデジタル金融プラットフォームUphold(アップホールド)と提携したと発表した。アップホールドが提供する仮想通貨の流動性機能により、リップル社のクロスボーダー決済インフラを強化する。

アップホールドの取引システムを使うことで、法定通貨と仮想通貨の間、および異なるネットワーク同士の間で、価値をより簡単に移動できるようになる。

アップホールドは、世界中の仮想通貨流動性からのアクセスを提供することが可能であり、企業が円滑に顧客にサービスや決済を提供することを可能にしているところだ。

アップホールドのサイモン・マクローリンCEOは、次のように説明した。

アップホールドプラットフォームは、30の取引所に接続され完全に自動化された、高頻度の取引スタックを備えている。これにより、大きな流動性、取引における複数の実行経路、非常に狭いスプレッドを提供できる。

リップル社とのパートナーシップは、企業が当社プラットフォームの独自機能を、仮想通貨から法定通貨への送金や銀行への支払いを効率的に行うために使用できることを示す事例となる。

また、リップル社の決済プロダクト部門責任者であるペガ・ソルタニ氏は、アップホールドとの提携により、「世界中で迅速で柔軟なクロスボーダー決済を提供するリップル社の能力が、さらに強化される」とコメントしている。

流動性とは

金融市場では一般的に、仮想通貨や株などの資産を即座に売ったり、交換したりできる度合いを指す。例えば分散型取引所(DEX)では、取引を行う投資家がいる一方で、その取引を実現するため、裏でDEXに自身の仮想通貨を預け、投資家が滞りなく売買できるように流動性を提供しているユーザーがいる。

▶️仮想通貨用語集

リップル社の流動性サービス

リップル社は4月、企業が仮想通貨の流動性を確保するためのサービス「Ripple Liquidity Hub」を正式に企業一般に向けて提供開始している。

マーケットメーカーや取引所、OTC(店頭取引)デスクなどが、仮想通貨を最適な価格で調達できるようにする年中無休のサービスだ。

米ドル、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステーブルコインのUSDC、USDTを取り扱っている。

リップル社は、同社の提供する仮想通貨XRPについても、米国の規制で明確な位置づけを与えられた際には取り扱いを検討したいとも述べていた。

関連米リップル社、仮想通貨の流動性サービスを正式開始

対SEC裁判の動き

現在米国では、米証券取引委員会(SEC)がリップル社を相手取って訴訟を起こしているところだが劣勢に立たされている状況だ。

この裁判の最新の動きとしては、SECがリップル社のブラッドリー・ガーリングハウスCEOとリップル社の元幹部クリスチャン・ラーセン氏に対する告発の棄却を裁判所へ申し出たところだ。一方で、リップル社自体への追及は続けるとしている。

また、7月に下された部分的な判決では、裁判所はリップル社がXRPを機関投資家へ直接販売したことは証券性があるとしてSECの主張を認めた。一方で、個人投資家への間接的な販売については証券法違反ではないとの見解を示した。

関連米SECがリップル裁判でCEOらへの告発棄却 XRP急騰

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧